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井川香四郎「龍雲の群れ」
井川香四郎「暴れ旗本御用斬り」シリーズ第2巻「龍雲の群れ」。電子復刻第31弾。
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北町、南町に加えて、新たに設けられた中町奉行所。松平定信直轄で、ありとあらゆる警察特権を持つ。そこには先の老中である大橋豊後守が着任。「かみなり旗本」と呼ばれた大河内政盛の碁友である堀部が殺害される。勘定奉行だった堀部は、若年寄の森川伊賀守の不正を追及していて葬られた、と政盛は見立てた。しかしその背後には、さらに大物が隠れている。寺社奉行による贈賄、偽薬の流通など新たな不正も見え隠れする。右京はその一つ一つを暴き、最後に悪の根源にたどり着く。