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ペンテコステ、聖霊の起こす作用反作用

5月28日の尾久キリスト教会の広瀬邦彦先生の説教。この日はペンテコステ(聖霊降臨祭)礼拝。イエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降り立った日を祝す。聖霊とは神、イエスと三位一体を為す存在。


 今日の説教は使徒行伝第2章1〜13節「精霊による多様性と一致」。イエスの復活後の使徒たちの集会に集まった各国の人々は、互いの言語を超えて円滑に会話していた。これは聖霊の働きによるものであった。逆に創世記第8章1〜9節では、天に届こうとするバベルの塔の建築によって、聖霊は世界で一つだけだった言語を、地方によって違えて混乱させた。これによって不遜な建築を妨げるためだった。ペンテコステは、このような力のある聖霊降臨を祝った行事である。
 詩人の金子みすゞは「みんな違って、みんないい」と歌った。人は欲望が行き過ぎるとバラバラになる。自分はキリスト者のアジア大会で、冬のインド・ムンバイに行ったことがある。そこで各国のキリスト者たちと、新年のカウントダウンを迎えた。国籍を超えて、一つになるということは、まことに良きことである。


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