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広がりゆくサッカー⚽️少年少女たちの裾野
いつのまにか、日本代表のFIFAランキング順位は15位という高位になっている(2024年10月24日現在)。「FIFAランキング=実力とは言えない」という意見も聞いてことがある。しかしTOP10を見てみれば、①アルゼンチン🇦🇷、②フランス🇫🇷、③スペイン🇪🇸、④イングランド🏴、⑤ブラジル🇧🇷、⑥ベルギー🇧🇪、⑦ポルトガル🇵🇹、⑧オランダ🇳🇱、⑨イタリア🇮🇹、⑩コロンビア🇨🇴。この欧州と中南米の強豪が並んだラインナップを見る限り、ランキングと実力に相関性が高いことは明らかだ。
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自宅の直ぐそばにある小学校のグラウンドでは、毎日のように放課後は多くの子供たちが、夜遅くまでサッカー⚽️の練習に取り組んでいる。『これなら日本🇯🇵はサッカー⚽️が強くなる』と実感する。中田英寿がセリエAに行って「すごい」「画期的」と言われた時代があった。しかし今や欧州サッカー⚽️で活躍している選手は数え切れない。イタリア🇮🇹セリエAだけでなく、やがてドイツ🇩🇪ブンデスリーグに選手が集まった。しかし今や日本🇯🇵は、イングランド🏴プレミアムリーグも、スペイン🇪🇸ラ・リーガにも選手を輩出している。
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日本で人気のスポーツは、団体競技では何と言っても野球⚾️とサッカー⚽️である。である。日本のサッカー競技人口は750万人で、野球⚾️は730万人。僅差ながらサッカー⚽️が野球⚾️を上回っている。しかし自分の住んでいる地域を見渡すと、サッカー⚽️の練習光景は頻繁に見かけるが、野球⚾️はあまり見ない。これはおそらくサッカーの方が狭い場所、完全に囲われた立地でなくても手軽にできるからだろう。野球はバックネットが必要だったり、飛んだ打球が危険だったりするから、広く隔離された空間が必要になる。野球の面積は13,000㎡、サッカーの面積は最低4,050㎡以上。そしてサッカー⚽️なら、半面でもフォーメーション練習はできる。おそらく競技人口以上に、子供たちの中に占める位置は、大きく差がついているのではないだろうか。統計によれば10代ではサッカー⚽️は281万人、野球は174万人。全年齢以上に大きく差がついている。おそらくこの傾向は年々加速しているのではないだろうか。大谷翔平選手というビッグスターの登場で野球⚾️も、サッカー⚽️に巻き返すことができるか。しかし野球⚾️はワールドベースボールクラシックでも参加国が少なく、MLBという米国🇺🇸しか晴れの場がない。ワールドカップという世界🌎規模のステージを持つサッカー⚽️に勝てるとは、なかなか思えない。