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[みすてむずレシピアドカレ]桐山さん家のおせち事情〜成人のアレルギー除去食者って何食ってんの?〜

……イソガシスギテ,シヌカトオモッタ。。。。
(※といいつつ、これ書いているのは、おせち作り始める前(12/01)です)

とはいえ、実際に作り始めるのはだいたい12月27日とかそこらあたり。
大阪居た頃はまだ世は平成だったこともあり、仕事納めという概念がない飲食業だったんで、23日から実家に帰って、実家のおせちに相乗りさせてもらっていましたが……ww

本記事は、「みすてむず レシピ アドベントカレンダー2023」参加記事(大トリ)です。
昨日は……落とされてますねえ

今年は、クリスマスケーキ作りつつ、肉かじりつつ、おせちも作るという鬼畜ムーブです。
誰だスケジュール組んだの!私だ!!()
(といいつつ、過去の写真が出てきたので写真は過去のおせちです)

前提として。
大阪ならびに愛媛南西部の文化圏のお年始料理です。
残念ながら皿鉢料理はないです()
小麦・麦類アレルギーのため、
醤油はイチビキの小麦を使わない醤油
水あめ(麦芽糖)は確実にジャガイモ由来と記載されている水あめ
だしの素は、みなさまのお墨付き顆粒だし、それぞれを使用しています。
また、醤油の塩分濃度が健常者用より高いので、料理酒は、塩分不使用の料理用日本酒を使用しています。
また、大さじ小さじがバチクソ面倒くさいので、大さじ小さじの必要がある際は、1tbsp(よくあるカレー食べるときのスプーン)、1tsp(よくあるティースプーン)で計量しています。


おせち

皿鉢料理の文化がない代わりに、三が日ずっと、おせちの中身がなくなったら、冷蔵庫のタッパーや、外において保管してあるお鍋から、あたらしい中身をリフィルする文化圏です。
今年も、イシイ食品さんのアレルギー配慮おせち「のぞみ」を予約しました。
昨年、道中で間違えて冷凍されてしまい、配送事故扱いになって新しいのが手配されるトラブルに見舞われて、届かないかもと肝を冷やしましたが……
キット今年ハチャント大みそかに届いてくれるはず、キットネ!

梅玉子

健常者だったころからの大定番のおせちメニューです。

材料
卵/いるだけ(1ユニットあたり2~3個くらい)
食紅/赤色を付属のスプーンで半分から1すくいくらい
飲用水/つかるだけ
塩/水に対して少し濃いめ
器具
竹の丸い割りばしや去年までに余った祝箸/1ユニットあたり5本
大根/1ユニットあたり2cmくらいの厚さで二枚
 →タッパーや袋が大根含めてはいるようなものがない場合は、タコ糸で代用可能
各ユニットが浸るように入り、冷蔵庫にもちゃんと入る大きなタッパーまたは袋

1.卵を茹でる
2.茹でている間に、大根を大ぶりに輪切りにしておく。(入るタッパーや袋がない場合は、大根は不要で、タコ糸の準備を。(でも一切れだけあると便利かも))
3.茹でた卵を剥く。キレイに剥くのに失敗したものは胃の中へどうぞ。
4.大根の小口へ、皮スレスレに五角形になるように箸を刺していく。卵が温かいうちに、みちみちに挟んでいく。
5.2~3個挟んだら、もう片方の端を大根で固定。これで1ユニットの完成。
 →タコ糸の場合は、卵にかからないよう気を付けながら、箸の両端を縛る。(納豆の麦わらみたいな感じ。)

竹丸割箸+タコ糸で。大根?知らない子ですね??

6.完全に冷めてカタチが固まったら、鍋に少し多めの塩と食紅を入れて殺菌の意味も含めてちょっと煮る。

カタチが変わってしまうので、混ぜることもお忘れなく

7.粗熱が取れたら、タッパーや袋へGO。
8.毎日加熱殺菌を怠らないこと。使うときに、半分に切ったり、スライスし、おせちのいろどりへどうぞ。

鶏肉の野菜巻煮込み

普通にあると嬉しい。

材料 鶏もも肉1枚あたり
鶏もも肉/1枚
にんじん/スティックで幅いっぱい分
いんげん/2~3本。バカ長いやつなら1.5本でいけるかも。
ごぼう/ふといやつを1/4のスティックにして幅いっぱい分
煮汁 みりん1:酒1:醤油0.8、顆粒だし1スティック相当。あとは水()
タコ糸/適度な長さ。不安ならぐるぐる巻き()

1.鶏もも肉を均一な厚さに拡げ、皮を下にして置く。
2.にんじんとごぼうをカットし、巻きずしの要領で巻き、タコ糸でしばる。
3.煮汁を作り、ひたすらお肉に煮汁をかけながら煮る。

:neko_umasou_nya:

4.いい感じにしみたら出来上がり。タッパーやジップロックに入れて冷蔵庫。殺菌のため毎日炊き直して、使うときは厚めにスライス。

赤いけれど、煮え方の問題なだけなので、ちゃんと火は通ってる。

桐山さん独占用1kg栗きんとん

子供の頃から、きんとんだけは独り占めしていて、「なんか怒られた……ならそれだけは別枠で自分で作ればいいじゃん!」となり、唯一、中学くらいから自分で作ってるおせちの品です。
金運を司るということもあり、作ってる最中に、金インゴットや金塊の舟(中華系ファンタジーに出てくるアレ)みたいな形にふざけてかたどってみたりしてるのは内緒です。ちゃんと三が日で全部食べきります。

材料
栗の甘露煮瓶(韓国産/シロップちょびっと使う)
大きめのさつまいも/2本(ローカルなスーパーで売ってるデカいさつまいもなら1本でワンチャンいける)
砂糖/とにかくどっさり。8tbspは余裕。
水あめ/2tbsp
塩/微量
食紅/黄色付属スプーン2杯とほんの微量の赤色、またはクチナシ適量

1.適度にいちょう切りまたは2cm角にさつまいもをカット。皮は剥いておく。
2.レンチンでしっかりめに蒸す、または茹でる。(茹でる場合、着色料はこのとき入れる)割り箸がサクッと刺さるようになればOK
3.茹で汁を少し残すように捨てる、または電子レンジの場合は食紅を混ぜたお湯を少し入れて、とにかくマッシャーやとにかく潰せるもので\パワー/
4.あんこのようにきれいなペースト状になって、いいころ合いになってきたら、砂糖と水あめを大量に入れて、ねるねるねるね……ウマイッ\テーレッテレー/
お砂糖と水あめを入れて混ぜて、出来上がり。どこかのマフィン同様、腐りやすいので、お砂糖はケチったら負け。

バカほど砂糖を入れているので、血糖値ジェットコースターな特級呪物でもある。
これはトブぞ……

ブラックペッパーポーク (※1才未満厳禁)

誰ですか?某テーマパークのやつつったの。
オニク!アルト!ウレシイ!(仕事サボり中の謎テンション)

材料
豚かたまり肉 適量(サムギョプサル用とか良さそう)
醤油 5tbsp
みりん 5tbsp
マーマレードのジェルの部分 1tbsp
はちみつ 2tbsp
水 それなり
コショウ(黒こしょう推奨) めっっっちゃ振る

1.しょうゆ・みりんを鍋に入れ、(安全のため炎の高さがわかるよう部屋を暗くして)炎を出しつつアルコールを煮抜き、昨日だれかとイルミネーションに行けなかった涙をそっと拭く()
2.納期が過ぎきったプロジェクトのように()火が点かなくなれば、水とはちみつ、マーマレードのジェル部分を入れ、塊肉を入れて煮込む。
3.煮詰まってきたら、黒コショウを入れて、肉に焼き目をつけて、出来上がり。

なます

材料
金時人参 適量
三浦大根 適量
ゆず皮 適量(フリーズドライや砂糖漬けだと楽)
すしのこなどお酢 適量(小麦使用している有名なお酢もあるので注意!)
砂糖 適量
だしの素顆粒 適量

1.金時人参と大根をピーラーやスライサーでスライスして、その厚みと同じくらいの幅のほっっっそい千切りにする。
2.酢強め、砂糖、だしの素と、顆粒類を溶かす用の少しの水を耐熱容器の半分くらいに入れてレンチン。
3.ほんのり温かい程度に粗熱が取れたら、にんじんと大根を混ぜたところにひたひたに浸かる程度に入れて、混ぜて冷蔵庫で冷やして完成。

お雑煮作り置き

桐山家のお雑煮は、お鍋に水と煮物、米味噌(本来は麦100%のだんだん味噌)を入れて煮て、焼いた丸餅を入れています。(本来はあんこ餅)

煮物1

材料
金時人参
三浦大根
(ほか、いんげんゴボウなど)
醤油1.5みりん1料理酒1
だしの素顆粒 たっぷり

1.金時人参・三浦大根の皮をむき、適度な厚みの輪切りにする。そして、梅の型抜きでポンポン抜いていく。
2.型抜きで余った個所は、どうせバラバラに煮崩れるので、扇形(末広形)にばらしておく。
3.みりんと料理酒のアルコールを煮抜いて、たっぷりのだしの素と水、野菜を入れる。
4.ある程度煮込んだら、しょうゆを入れ、さらに煮込む。
5.いい感じになったら、タッパーへ移して、即冷やす。
食中毒防止のため、毎日混ぜつつ沸騰しなおしつつ、使う分だけお味噌汁の鍋へ入れていく。

煮物2(こんにゃくの煮物)

材料
こんにゃく
醤油、みりん1:1
だしの素顆粒 めっちゃたっぷり
ごま油またはラー油
レモン汁 ちょびっと

1.こんにゃくを水を切って軽く濯いでおく。
2.板こんにゃくは薄めにスライスして、NARUTOの抜け忍の額当てのアレみたいに切り込みを入れて、片側を切り込みの中に通してねじる。ちぎれたらつまみ食いしてヨシ!
3.ごま油を入れた鍋に、水気を取ったこんにゃくを入れ、軽く炒める。
4.焼きめがつきそうでつくくらいになったら、水と少しのレモン汁をいれる。
5.お湯が沸いてきたら、出汁の素、1:1の醤油とみりんを入れて、煮込む。
6.いい感じになったら、タッパーへ移して、即冷やす。食中毒防止のため、毎日混ぜつつ沸騰しなおしつつ、使う分だけお味噌汁の鍋へ入れていく。

よいお年を!

以上、桐山家のお年始レシピでした。
一応まだこれは一部で、冬至にはかぼちゃの煮物と同時並行で、金柑の甘露煮も作りました。(きんかんはいいぞ(いいぞ))
めっちゃ難しく書いてますが、出汁と醤油と糖分あれば一部除いてだいたいなんとかなる()な感覚です……

この記事で「みすてむず レシピ アドベントカレンダー2023」は終点です。
食べ物のうごものは食卓ならんでもろて、みなさま、よいお年を!

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