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説明が少し上手くなった話
話が飛ぶ
主語が抜ける
多量な効果音
社会人になるまではこれで話は通じていた。
友達や家族との会話は感覚で話をしても通じる。
社会人になった途端それは自分の仕事をやりづらくする。
考え抜いた話なら、説明はできるが、とっさの質問にうまく答えられない。
それは、説明が下手なことと、失敗が怖い、どう思われるかが怖いかが重なり、どんどん自分をこじらせる。
そして話すのがさらに怖くなり、控えめになっていく。
こじらせてた私、ほんとドンマイ
2度目の育休を明けて、1年経つと、次男が風邪を引かなくなりやっと順調に仕事ができるようになった。
その頃ちょうどキャリア研修を会社で受け、課長を目指そうと、とりあえずそこでは書いたのだけれど。
その話はここに書いてます↓
そのころは、色々悩んでおり、課長目指すという目標も掲げていた一方で、ウェブデザインの勉強も始めたのだ。(もう辞めてますが)
これ読み返したら、そうか、私金稼ぎたかったんだ。(笑)
ウェブデザインの勉強したら、ほんと自分に自信が出て、リアルに課長を目指していこうかなって、仕事頑張るぞーってなったのだ。
目指す目標があるととにかく頑張れるので、その後は私の中の爆速って感じで頑張った。
そこで頑張ったのは
説明がうまくなること。
説明下手すぎて、同僚に質問するのも躊躇するくらいだったので、本当にしんどかったなと思う。
●説明がうまくなるためにしたこと(※発展途上)
1.本を読む
説明ができない理由には、
・説明するのに最適な順番、ルールを知らない。
・自分の考えをまとめられない。
・答えられないとき沈黙になる。
という点があったため、以下の本を読んだ。
→題名のママ、説明の順番を紹介している本。様々なパタンが紹介されている。
→こちらも題名のママ!急に説明を求められる、意見を求められる場面でどう答えるかというものだ。
普通に話せる人の頭の中ってどうなってるんだと思っていたが、この本によると、意外とまわりは話を細部まで聞いておらず、自信をもって話す態度で、話がうまいと判断するようだ。
話す内容ばかり気にしてた自分には目からウロコだった。
2.実践あるのみ
夫からは何を言いたいのか、想像しながらでないとわからないから、私の話は疲れると言われている。
正直家族の前ではまだそうなんだけど苦笑
説明うまくなりたいーって本を読みまくってたら、これはあなたが説明してくれ、とか文で説明すべき機会が増えたのだ。
ちょうどその頃、あるプロジェクトに参画することになって、これまた打ち合わせが毎週定例で行われたり、口頭説明や、文字でのやり取りがとても増えた。
最初の頃は口頭説明も、文字でのコミュニケーションも下手で、打ち合わせで何度も回答内容に対して質問されたり あまりに意味不明な説明をするので、「大丈夫?疲れてる?」って言われたりしていた。
文での依頼も、意図を何度も確認される始末。
付き合ってくれたみなさん、ありがとうございます。
このプロジェクトに参画して1年位が経つが、かなり説明がスムーズになったし、前のように、また変な説明だったらどうしよう、分かりにくかったらどうしよう、という気持ちは大変少なくなった。
3.認めてもらえる環境
説明が下手なことや、対応力不足なことを批判せず、都度ここはこう直すべきだとか、こうしたほうがいいと教えてくれる環境だった。
35歳の私、スーパー遅いスタートですね。
性格がマイペースなんですが、成長もマイペースだわと最近思います(笑)
そして昨年の成績考課で、
恥ずかしいけど、前より説明がうまくなりました。と言ったところ、
自分でも気づいているとおり、説明もうまくなったし、対応力も上がってると言われたわけです。
それがまた自分の自信に繋がるので、さらに頑張ろうと思えるのです。
よかったね自分!
インプットしてアウトプットした結果、上手くなりました。
嫌なことから逃げないで、チャレンジしてよかった。
私が少し話すのがうまくなった話でした。