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みちのく一人旅(2日目)

昨日は福島県の郡山を出発し、ひたすら北上。
もう車に乗るのは飽きたよ…と思いつつ、目指すは日本三景にもなっている、松島。

ある俳人は詠みました。

松島や さて松島や 松島や 
(松島に来てみたはいいが、景色がきれいすぎて何も読めぬ)

(ちなみに、松尾芭蕉が詠んだと云われているのは出鱈目だそうで、実際は田原坊という狂歌師が後世に詠んだらしいですね!)

そして廃人は詠みました。

葦の浦 いたく踏み抜く 松島か
(足の裏が痛くなるほどに、松島の絶景を見るためには葦の生えたところも踏み歩いていくものだなぁ)

そう!この景色を撮るためには普通の松島を目指すのではなく、松島から車で30分ほど進んだ「奥松島」というところまで行く必要があるのです!
そしてそこから歩いて1キロほど…。車のない先人たちはこの景色を観るためにたいへんな苦労をされたことでしょう。
上の句は、そんなことをぼんやり考えながら2秒で思いつきました

そうそう、途中で牛タンも食べました。

と、とろける…。

東北地方はそもそも米や水が旨いのに、こんな美味しいものをたくさん蓄えてるのが反則だと思いました。


あと、私は観光地に行った際に、その街の治安の指標として「夜のドン・キホーテに行く」という慣習があります。
なぜなら、その街のドン・キホーテには大体その街の最下層…いえいえ、元気な方々が集まるので、その方々の顔ぶれを見て治安の良し悪しを測るのです。

果たして、仙台はとても安全金髪のガキを連れてジャージ姿のヤンママ「ワンチャンやれるわ!」が口癖の煙草と香水臭いウェイウェイ大学生を見かけることは一切なく、心がほっこりしました。
(しかし駐車場に銀髪のギャルがいたのには腰を抜かした)

あまり大きな声では言えませんが、博多のドンキを見たときは中国人やらDQNやらウェイウェイやらが幅を利かせて「二度と行くもんか」と思いましたので、東北はとてもいいところだなと再認識した日でした。
あと感じたことは、

●車のマナーが非常にいい。黄色信号で止まるなんて神戸で見たことない。
●でも夜になると車が全体的に20㎞/Hは加速する。こわい。
●仙台は訛りがあまりないから聞きごたえがない。
●不細工ばかりの都市と聞いていたのに、可愛い子がとても多い!
というか普通にこれからホテル行く?みたいに大声で騒ぐ4人組大学生とか明らかに不倫してる距離感の男女とか、いろいろ見かけた。(あれ、治安…?

今日は東北を辞去し、東京で一泊します。

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