Go To Eatチケット購入方法、なんとかしてほしい問題
先日10月14日、私は妻に「Go To Eatひょうごのクーポン買っといてね」とお遣いを頼まれたのにも関わらず、
発売開始の時間、私はYouTubeで東京03のコントを観てゲラゲラ笑っていました。いやー「救世主」のコント、何回観てもおもしれぇなぁ!と満足し、そのまま昼休憩を終えて仕事を開始。Go To Eatに気づいたのは夕方6時。
時すでに遅し、完売されておりました。
(ご参考までに。修理できないと知ったときの周囲の豹変ぶりはサイコです。)
羹に懲りて膾を吹く。
反省の虫と化した私は昨日、使用しているすべてのパソコンのブラウザにGo To Eatのページを表示させておいて、12時にはリマインダーのアラームが鳴るように設定しておきました。
そして12時ちょうど。
(これが実際に表示されたものです)
Gatewayというのは、ネットワーク用語でも「ゲートウェイ」という言い方をするもので、特定のサイトにたどり着くまでに最初に案内される待合室みたいなところです。
そこにアクセスが集中して、タイムアウト(待ち時間いっぱいです。時間切れ)を起こしたというエラーが表示されるのです。
そうです。サイトへのアクセスが集中しすぎてしまって購入ができなくなっているのです。
はて…。第一回の10月14日でもこんな混雑していたのか。
行政はサーバーへのアクセス集中のことを考えてサーバーのスケールアウトとかしてるのか…?と、思わず愚痴を漏らしてしまいました。しかし何とか待っていると、
テキスト構成に差し替えされたページにリダイレクト(退避)されました。
ちなみに、その際にタブに表示されているページ名称によると、
Apollonというシステムが採用されているようです。
気になって調べてみると、日本旅行の提供する受付管理業務のプラットフォームのようです。
2008年にはシステム脆弱性が見つかったというニュースもありました。https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2008/01/18/21674.html
(いや別にもう12年も経っていますし、大丈夫だとは思うのですが…。)
ページ名称を修正する暇もないくらいアクセス集中に追われているとは。ウェブインフラの保守エンジニアさんもこの1時間は地獄のように忙しいのでしょう。
あと、キャンペーンコールセンターのオペレーターさんのもとにも「サイトにつながらないんだけど!?」「つながらないから電話で買っていい?」などといった不条理な問い合わせが来ていることを思えば、サーバーが弱いということが如何に迷惑をかけるかというのがよくわかりました。笑
続いて表示されたのは502 Bad Gatewayというエラー表示。
504エラーと似ているのですが、
✖504エラー
:TCP接続はできているが、HTTPのGET要求が受け取られない場合のエラー
✖502エラー:
:TCP接続のSYN/ACKのハンドシェイクで失敗しているエラー
という細かい違いがあるようです。
504はつながるけど、ページが取得できません。502はそもそも繋がるのすら無理ですよー。ってところですね。
その後、何度もトライアンドエラーを繰り返し、ようやく21時半ごろに接続がスムーズに。順調にと思いきや…
ほうほう、どうやらMySQLというデータベース管理のシステムが裏側で動いており、Duplicate entryエラー(=同時に何件も重複問い合わせが来ている?)が起こっているようですなぁ。ちなみにディレクトリを見ると、Perlというプログラミング言語が動いているみたい。
…ってこらこら!こんな裏側の情報が簡単に流れていいんかい!?
というツッコミもしながら。
上記のデータベースエラーを拝むことおよそ100回(複数ブラウザでトライ)。
ようやく成功…!
12時開始からおよそ10時間半…。
結果的に5000円お得にはなるのですが、2万円を払うこと前提であることや心理的な疲れを考慮するのであれば、次回以降は同じ条件下であればやりたくないですね。
とりあえず、サーバーのスケールは何とかした方がいいと思いますね。
Fail to Eatにならないように(うまくない)。