人間工学ライフハック ~エルゴノミクス製品を買ったら人生変わりそうな話~
先日からどうも腱鞘炎の嫌いがしてならないので、仕事をするうえで必須となる「エルゴノミクスキーボード」を購入しました。
エルゴノミクスについて
はて。エルゴノミクスとは何でしょう。
エルゴノミクス(人間工学)とは、
人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるように物や環境を設計し、実際のデザインに活かす学問である。また、人々が正しく効率的に動けるように周囲の人的・物的環境を整えて、事故・ミスを可能な限り少なくするための研究を含む。(Wikipediaより抜粋)
ということのようです。普段IQの低い会話でしか生活できない我々にとってはどういうことかわかりにくいですね。
つまり、「この道具はこういう形状にしたら疲れにくいよねー」っていうものです。おじいちゃんおばあちゃんのために刻み食をやったりすると思うのですが、あれも立派なエルゴノミクスです。痩せてる女性にはくびれがあって、抱き寄せやすいですよね?あれもエルゴノミクス。え、違う?
反意語としては「CR(チャイルドレジスタンス)」でしょうか。ほら、あの100円ライターが固くてなかなか押せないあれ。
いざ実践
ともあれ、注文して翌日にはエルゴノミクスのキーボードが届きました。メーカーはPerixxというドイツ製で、無線2.4Ghzで接続します。ワイヤレスマウス(これまたエルゴノミクス)も付いています。
マウスは既にエルゴノミクスのものを持っていたので、それを使いたかったのですが、USB中継器1つで両方繋がる旨味は何とも言えない悦びです。
キーボードの使い心地
(アル中なので手振れ写真ですみません)
キーはメンブレンで、打鍵感は非常にしっかりしている。というか最初は打ちごたえがありすぎて指が逆に疲れます。
パームレストが幅広く作られているので、長い時間打鍵していてもほとんど疲れません。
あと、ホームポジションが正しくない人は注意!私は「B」のキーを右の人差し指で打っていたので、うっかりすると「N」を打っちゃいます。
「この時期は冷蔵庫に『カビ』が生えちゃうから気をつけなきゃ」が
「この時期は冷蔵庫に『カニ』が生えちゃうから気を付けなきゃ」になります。これはエルゴノミクスを買うことで贅沢できる好例です。
エンターの横にEndやらPageUpやら無駄に感じられるキーがついておりますので、もしこれを気にされる場合は買わない方が良いでしょう。一生イライラに苛まれます。または他のキーボード(テンキー付きタイプなど)を比較検討していただいて、やはり自分にあったキー配列のものをご購入されるのがよろしいかと。
マウスの使い心地
マウスですが、よく見かける「斜めに持つタイプ」です。原監督のグータッチの時の構えですね。ということは原監督は人間工学の大家だった…?
持った感触はとてもいい感じ。マットな加工なので手に馴染みます。
右手親指の触れる部分に「戻る/進む」ボタンがあり、ホイール下にはDPI調整ボタンがある5ボタン方式です。ネトゲで無双したいという方以外にはこちらで必要十分に感じます。赤色レーザー式で多少ざらついた板面でもスイスイ動きます。ニュアンスとしては、フランスパンの上でも問題なく動く塩梅です。
結局どうなの
価格は6000円で、我ながらいい買い物です。
2週間ほど使用したのですが、慣れてしまえば本当に打ちやすく、普段のフラットタイプなキーボードに戻るのは困難になってしまいます。
今年になって「新しい働き方」が叫ばれており、リモートワークなどでパソコン作業が増えた聖人君子諸君が大勢いることでしょう。自分の体に対する投資というのは無駄にはならないと思いますので、この機会にご購入されてみてはいかがでしょうか?
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