【木下のポケモン講座49】次回作(10世代)に期待する要素
こんにちは、木下です。木下のポケモン講座もついに最終回となりました。初回からちょうど1年くらい経ちましたね。先に言ってしまうと編集後記的なやつを第50回として出すので、正式な最終回はそちらでやります。思い出話はそっちでやるのでさっさと本編をカキシルス
最後ということで、次回作に向けた記事になります。SVのまとめは前回でやったからね。
ついに10世代へ
ポケモンは90年代から始まったコンテンツだが、初代「赤・緑」の流れを継ぐナンバリング作品としては、次で10シリーズ目となる。筆者は自分でソフトを持っていたのはサンムーンからで、ORASやXYも触ったことがある程度だが、もっと昔からポケモンを遊んでいた方からしたら感慨深いだろう。私も含め、ポケモンというコンテンツがどこかで下火になるのではないか、オワコンと化してしまうのではないかという懸念を良い意味で裏切り続けてきた。それだけに節目となる10世代は傑作を期待してしまう。というかコケて欲しく無い。
発売時期とか
現在の状況は、10世代の前に発売される外伝系作品の「ポケモンレジェンズZ-A」の発売待ちという状態。ZAに関しては、まだ情報が少なく、何をするゲームなのかも分からないため、発売は25年の春頃になると予想している。(新年早々に出されるという予想もある)
その後、ニンテンドースイッチの後継機が発売され、ポケモン10世代はそちらで出るというのが一般的な見解。多分。発売が2026年まで伸びた場合はポケモン30周年とも重なるので、26年という可能性もある。
10世代に欲しい要素
ストーリー
まずはやはりここですね。対戦や色違い厳選などのやり込み系コンテンツを遊ばないライト勢の方が寄り付くかどうかはここにかかっている。それ以前に、ポケモン自体がストーリーに重きを置いているゲームなので、10作目として絶対に落として欲しくないポイントである。SVがハードルを上げてしまっているのが懸念点。
技術・UI面
SVはフィールドやポケモンボックスのラグが酷かったので(特に初期)、そこで出鼻をくじかれないように初めからそういった不快感のない作りにしてもらいたい。ティアキンみたいなのが同じハードで普通に動いているので技術的には可能かと。それとポケモンボックスの操作は前作やホームなどとできる限り統一した方が良いだろう。私は剣盾を既にやっていた後にSVを始めたので、初期はボックスの操作の違和感がすごかった。
また、連続エンカ(シームレス戦闘を採用する場合)やライド時のピクニック、テラレイドの処理落ちのような不快要素も取り除いて欲しい。
オープンワールドを採用するかどうか
オープンワールドはメリットもデメリットも大きいので、これを採用するかしないかで方向性がかなり変わってくる。個人的にはオープンワールドである必要性はない気がする。オープンワールドにせずとも、近年のグラフィック技術なら広大な世界やそこに住むポケモンの生態を映しきれるはずであり、浮いた容量でさらなる要素を追加できるからだ。
バトル系施設
◯連勝やリボンなどを目当てに、オフラインのやり込み要素として需要があると思われるので是非入れて欲しい。実数値確認にも使えたし。とはいえ剣盾のバトルタワーを振り返ると、単純作業感が強くやや虚無だったので、敵を強くしたり、何かしらの変化を設けたりといった工夫は求められるだろう。金ネジキのような、「達成することが一種のステータスとなる」要素もあれば盛り上がることは間違いないだろう。
2機種対応
先程10世代はSwitchの後継機で発売するだろうと言ったが、後継機の品薄や親に買ってもらえないキッズのことを考えるとSwitchと後継の2機種で発売する(いわゆる縦マルチ)が望ましいはず。もちろんそれをやる上でのコストもかかるだろうが…
キャラの服装
SVは(題材的に仕方ないのだろうが)服装がほぼ制服固定だったので、また剣盾みたいにバリエーションを増やして欲しい。髪型などはSVにも種類が多かったので継続してもらえるとありがたい。
新対戦要素
何と呼べばいいのか分からなかったが、要は過去作のテラスタル、ダイマ、Z技などにあたる要素。どれも賛否両論な点はあるが、ライト勢を呼んだりストーリーを盛り上げる演出として必要だと思うのであった方がいいだろう。次にどんな物が来るのか想像もつかないが、何かしらは出ると思われる。
新レイドバトル
剣盾・SVと連続で採用されてきた要素なので次回作でも出ると思われる。
新要素を盛り込みつつ、剣盾のNPCやSVの処理落ちや仕様の説明不足のような問題点がないようにブラッシュアップされたものを出して欲しい。剣盾→SVの間では完璧とは言えないが確実に成長が見られているので、次こそは批判を呼ばないレイドバトルを期待したい。