さくっジャンド紹介vol.2
こんにちは
やどんです。
久しぶりにレガシーのデッキの記事を書こうと思い、最近調子のいい黒単ジャンドについて書いていきたいと思います。
【黒単ジャンドについて書く前に】
今回記事を書くに当たって自分自身に学んだことがあります。
それは「記事は少しでも書く気がしたらなるべく書くようにしましょう」ということと「少しでも面白いデッキもしくはこういう思想で既存のデッキでもこういうサイドボードを作ったよ」というのがありましたら是非記事を読みたいな、ということです。
というのも去年の年末から今年の2月くらいにかけて黒単スキャム鏡ストームを使用していて調子は良かったのですが、もうちょいたくさん成績残したら記事書こうと思ったら旬を逃してしまい、記事を書くタイミングを無くしてしまった、というのがあります。(結構色々な方に興味持っていただいて使ってもらえたのに書けなくてごめんなさい。)
なので今回のジャンドも別に大きな大会で成績を残しているわけではないですが、調子はいいので旬なうちに記事を書こうという魂胆です。
あとはいつものやつですが今回も記事の内容が増えるわけではないですがお布施を最後に作りました。お布施していただけるとやどんは大変喜んで人道に対する膿の枚数が増えます()
ではでは黒単ジャンドに関して紹介していきましょう
【黒単ジャンドのデッキ思想】
黒単を回している時によく感じることがありました。それは大体の負け筋が上手くハンデスで崩しても後続が続かずリソース負けすることが多い(金属モックスも使っていたため、より顕著に出たのもあると思います。)ということです。
ただそれと同時に高速のコンボ以外には黒単でも捌ききれてしまうくらい今の黒はカードパワーの高さがあるな、とも感じていました。今の黒に唯一足りないのは安定したリソースの稼ぎ方…
そしてエルドレインの森発売時に使用していた【探索するドルイド】が全てを解決するくらいにはアドを稼いでくれるのも思い出しました。
逆にジャンドはエルドレインの森発売時には「探索するドルイド」が本当に強く、スキャムパッケージによるデッキの速度を上げれば十分戦えるな、とは感じていました。
ただやはりクロックがいまいちなところもあり、コンボには負けてしまったりすることがありました。
そこで思ったのはこのふたつを合わせてみれば弱点を補えるデッキが出来るのではないかと思い、ハイブリッドさせたのが【黒単ジャンド】になります。
【黒単ジャンド】
このデッキは黒単なの?ジャンドなの?どっちなんだい!とか聞かれそうなのでまずはリストを貼ってみます。
エルドレインの森発売時に使用していたやどんジャンド(前に記事も書いているのでまずはそちらを読んでいただけると分かりやすいと思います。)
次に今のスタイルになった黒単ジャンド
比べていただければわかりますが元から黒かったのに更に黒くなっていてメインはもはや「探索するドルイド」以外のカードが入っておりません。
これが「黒単」の理由であり、アーキタイプが黒単でよく黒単にアーキタイプされる理由となります。(個人的にも色はジャンドですがアーキタイプは黒単が正しいかな、と思います。)
では黒単ジャンドが以前のジャンドと比べて新しく入ったカード、評価が変わったカードについて見ていきましょう。
【鍾乳石の追跡者】
ジャンド待望の1マナクリーチャーで黒単ジャンドのゲーム速度を著しく上げた一枚。使われ始めた時はUBカラーで使われていましたが、個人的にこのカードを一番使えるのはジャンドだと思っています。
理由として
・ドルイドのおかげで土地を伸ばしていくことの恩恵が大きい
・土地サイクリング等を相手エンド時に行う必要自体がそこまで高くなく、能動的に動いて妨害していくデッキのため条件を達成しやすい
・悲嘆ピッチでも達成する
・下のテキストの除去も土地を伸ばしていくジャンドだと割と役立つ場面多め(特にペインターやセファブレなどクリーチャーを使うコンボは牽制出来ます)
1tフェッチ鍾乳石の追跡者→2t鍾乳石の追跡者or思考囲い、不毛
なんて流れでスキャムリアニ以外の別のぶん回り要素もあるためデッキパワーが非常に高くなったことを感じましたね(ここが以前はタルモ枠でした。サラバ!タルモ君!)
注意が必要なのはどの領域からパーマネントが墓地に落ちても誘発するのでクリーチャーがカウンターされたりドルイドの獣の探索が自ターンに消された場合などにも誘発します。
また相手の場に【虚空の力線】【ダウスィーの虚空歩き】が場にある時は墓地におちずに取り除かれるため、条件達成はされずずっと1/1のままです。
気をつけましょう。
【諜報ランド】
これに関しては言わずもがな、ではあるのですが黒単(もしくはジャンド)において、というよりは非青が土地ばかり引いてしまって負けるというのは永遠の課題だったのですが、諜報ランドの追加で大袈裟な言い方をすると青以外の色もドローサポートを入手した、というイメージになります。
そういう意味ではもちろん青が使っても滅茶苦茶強いですが非青の恩恵はより強いと言っていいかもしれません。
黒単ジャンドにおいてももちろんその恩恵は凄まじく、特に黒単ジャンドは土地を伸ばすことに恩恵があるため、諜報ランドと上の鍾乳石の追跡者は個人的にはジャンドに革命を起こしたカードだと感じました。
尚、やどん兄に最近のウィザーズの「どこまでタップインランドを強く出来るか選手権」としてトライオームと諜報ランドを紹介したところ
トライオーム→すげぇ!タップインランド、こんなに強くなったのか
諜報ランド→ちょっと待て、これ土地置いてドローサポート唱えているのと同じようなものじゃねぇか!こんなのタップインランドじゃねぇ!反則だ、反則!
と怒られました
ぼしょーん
ぼしょばいーん(´・ω・`)
【暗黒の儀式】
ジャンドとしてこのデッキを見た時に間違いなく見かけないカードのイメージになるのがこのカードだと思います。
今の環境に置いて考えた時、かなり状況を固める速度が速い環境だと考えており、正直マナ加速のない通常のジャンドだと後手になった時の差を取り返せなくなってしまうことが多い環境だと思います。
とはいえ、オークの弓使い蔓延るこの環境だと喜ぶハーフリンク以外のマナクリーチャーが使いにくいのも確かです。
そのために採用に走ったのがこの「暗黒の儀式」です。
ドルイド以外黒の構成になったため、このカードが非常に使いやすくなったのはもちろんですが【探索するドルイド】以外が黒のカードのこのデッキにおいて探索するドルイドとのシナジーも素晴らしいです。
マナ加速スペルになるため、ドルイドで捲れた場合はドルイドを含めた一気に展開を可能にするのはもちろんドルイド→ダクリ→もう一枚の捲れた何か→ドローで引いた何かでドルイドは1ターンで4/4まで成長します。
探索するドルイドのおかげでどの場面でも腐りにくい素晴らしいマナ加速カードになったと思います。
【個人的フリースロット】
さくっと書きますが今のジャンドにおいてこの辺りは別のカードに変えても問題ないよ、というところを書いていきます。
【敵対工作員】
【黙示録、シェオルドレット】
4枚目の【オークの弓使い】
【殺し】
【サイドボードに関して】
環境に寄ってすぐ変わるのと長くなるので細かいところは書きませんが(需要あったら書きます)
多分滅茶苦茶いかついサイドボードに見えると思います。
何故このようなサイドになったかというと
・相撲取らせてくれれば勝ちやすいデッキが多いため、フェアデッキに変にカードを変えてしまうとデッキパワーが下がるため、交換は最低限にするため思ったよりサイドボードの枠を割かずに済んだ
・逆に初動をさせてすらもらえないデッキには初動を抑え込む必要があるため、そのためのサイドボードを割くことが出来た。
となります。
ちょっと厄介なのは黒力線を確かに4枚取っていますがサイドから4枚入れるとは限りません。
特にスキャミネーターには力線は2~3と考えていて後手なら3、先手は2だと思っています。
どの相手でも結構先手後手でサイドの枚数は目まぐるしく変わるため、一言では説明しにくいです。
需要があったら書きましょう。
本当にさくっと書きましたが黒単ジャンドにおける【鍾乳石の追跡者】と【諜報ランド】の魅力は書けたかな、と思います。
使っていてカードパワーを非常に感じられてどすこい!が出来るデッキだな、と感じたので是非興味のある方は私とどすこいしましょう。
ではではまたお逢いしましょう。
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