【低コスト】予算数千円から和モダンな客室を作る方法
こんばんは。
突然ですが、典型的な和室/客室を僅かなコストと手間で和モダン風にアレンジする方法をご紹介します。
和室のお部屋は畳も柔らかく、個人的にとても好みですが、全体的に古びてしまうとどうしても改装が不可欠になってしまうと思います。以下の写真の様に、単一照明、畳も痛んでいて、寝心地も悪い。。テレビだけが目立ってしまう様な状態のお部屋は多いのではないでしょうか?
本稿では、抜本的な改装をせずにこうした和室を和モダンに変えていく方法を費用対効果の大きい順に記載していきます。
(1) ふとんを見直そう
普段はから布団を使用しない方や、訪日外国人の方は、畳の上の布団の固さに慣れることができません。この様な方を和室にご案内すると、どんなに上質な布団であっても、よく眠れなかったとの印象を抱かれる恐れがあります。
その為「ほしのや東京」などの高級和モダン客室では、畳の上に直に布団を置く様なことはせず、マットレスやフレームを噛ませることでクッション性を保っています。
これは極端な例ですが、「畳直置きは寝心地を悪くさせる」のは事実。「持ち運び可能」で、「安価」なフレームを用意することができれば、大きな投資を伴うことなく、寝心地を大幅に引き上げることができます。例えば、家具を取り扱う「IKEA」にいけば、ベッドベースを9,000円から買うことができます。
すのこベッドは軽く、収納もしやすいのが特徴です。布団を新調するより低コストで寝心地を改善できる点は魅力的だと考えています。
(2) 照明を見直そう
客室のグレードは、照明の数によって決まると言われています。価格が安い部屋ほど照明が少なく、ハイグレードな客室には足下灯や間接照明など、とにかく照明の数が多いのが特徴です。
予算別に照明の改善案を記載しましたので、ご予算に合わせてご検討ください。
(2)-1 シーリングライトの取り替え
和室に会うシーリングライトを探すのはなかなか難しいですが、和紙など、和の素材を使った照明器具を選ぶのがコツです。
また、電球は必ず暖色(オレンジ系)を選ぶ様にしましょう。白色にすると空間が引き締まりすぎてしまい、ゆったりとした客室ではなくなる恐れがあります。