中学道徳3【飛びだそう未来へ】の挿絵を描きました。

中学3年生の道徳の教科書（2018年度より配布）に挿絵を描かせていただいた。2016年の話だ。

2021年度より新装し再配布とのことで上記の見本誌が届く。

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私が担当させていただいたのは、
さだまさし氏の「償い」という歌のページだ。

「償い」が、過去にラジオで流れてきて、
情景描写がリアルすぎて歌詞の世界、その臨場感に思わず手を止めて固唾を飲んで聞き入った記憶がある。

こんなことが実際にあるんだと、自分ならどうするんだろうととひとしきり歌の中の3分間のドラマに自身を投影しながら想像を巡らした。

「歌は3分間のドラマ」っていうが、実話を描いたこの歌の迫力は筆舌にしがたいものがあった。

歌の中の被害者の奥様とさだまさしさんがお知り合いだったと記憶にある。

にも関わらず‼️だ。
この歌は加害者目線の心理描写がなされているところが興味深いのだ。

道徳の教科書を通して、日本の刑法やら、道徳、倫理について、ひいては死刑制度を考える題材としては適材だろう。

私が最高裁で地下鉄サリン事件の死刑囚の判決を傍聴した20年前の記憶もこちらの教科書の題材である【死刑制度】から蘇る。

◆中学道徳3 ～飛び出そう未来へ～
（2021年4月～／発行：#教育出版 株式会社）

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余談だが、中学3年・道徳の教科書に掲載されたさだまさしさんの、しかも、あの【償い】の挿絵させてもろた～って喜んでいた2016年。その３年後の2019年に今度は挿絵ではなく自分の書いた文章が国語の教科書（高校1年）に載るなんて知らせがきてびっくりしたのだった。

人生何がおこるかわからない。

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