【ア○ラック】セクハラで泣き寝入りした話
アヒルのCMでおなじみの大手保険会社をご存じでしょうか。
アフ○ックの営業マンが営業中に「ちんこ触ってるみたいだね」といったセクハラ発言をしてきました。会社に問い合わせましたが、相手は最後までシラを切り通したので泣き寝入りになりました。
20歳年上の男性に性的な発言をされるのは普通怖いですよね。
念の為に言いますと、ア○ラックさんは真摯に対応してくださいました。
セクハラ野郎が今も何食わぬ顔をして働いているのは事実ですが、会社として個人の行動を細かく管理するのは難しいとも思いますのでしょうがないかなと。
私の体験が少しでも誰かのためになればと思い、ここで記事にさせて頂きます。
24歳が45歳のおじさんと飲みに行くまで
アフ○ックのとある営業マンと複数人でのお酒の席で知り合いました。その人とは軽く話しただけですが、私が保険に興味あると言ったところ、相手が食いついてきました。
私は24歳で相手は45歳。人によっては親子ほどの年齢差ですね。普通ならデートすら難しいでしょう。キムタクかパパ活ならば別かもしれませんが。
もちろん異性としてもお友達としても微妙ですが、有意義な話ができるかもと思い、飲みに行ってしまったのが私の間違いでした。
最初はア○ラックのサービス説明だったけれども
指定された場所はチェーン店の居酒屋。最初は飲みの席だったので、特に怪しいとは思いませんでした。
よくよく聞いてみると、相手は勤務中でこの後会社に戻らなければならないらしい。顧客との面談とのことでやってきたとのこと。
私の勤務先では酒気帯び状態で会社に入ることは一切禁止されているので、変わった会社だと驚きつつも乾杯のビールがやってきました。
ビールを飲みながらの営業するとは、なんとまぁいい仕事なんでしょうか。
しかし、小皿料理が続々と届き始めると、落ち着いて会話ができなくなってしまいます。そのあたりで保険の話は切り上げ、話題は普通の話に移り変わっていきます。
営業マンが顧客との距離を縮めるために雑談をするのはよくあることでしょう。普通の流れで出身地や趣味など他愛もない話をしていました。
○フラック社員のセクハラ発言
他愛もない話が様子を変えたのは2杯目から。ちなみに相手のお酒の強さは普通。
雑談に紛れ込むような形で「彼氏いるの?」と軽くジャブ。私は彼氏の有無を聞くくらいではセクハラだとは思いませんが、ちょっと踏み込みだして最後にヤッたのいつ?などきかれ始めました。
ホッピーの瓶に水滴がたまるほど時間が経ったころ。
私はホッピーの黒い瓶についた水滴が徐々に大きくなるのが気になりました。
何の気なしに水滴を触る私。
それをみておじさんが一言。
「ちんこ触ってるみたいだね」
正直びっくりしましたし、気持ち悪かったです。周りの女性店員や女性客に聞かれてないかヒヤヒヤしました。
相手はほろ酔い状態ですが、かなり意識ははっきりしているよう。
気持ち悪い。
…1時間半くらいでお開きに。
極めつけは居酒屋をでて相手が一言
「この後仕事がなかったらホテルに誘ってるのになぁ」
と言いながら腰に手をまわしてきました。
ホテル…?仕事がなかったら誘ってた???このおじさんと?????
この人ヤバイ人だ!!!!!
不快すぎて、気持ち悪すぎて、その日のうちにアフラックのお問い合わせ口に事のいきさつをメールで伝えました。
アフ○ックのセクハラ対応
次の日にはすぐに折り返しの電話と確認がありました。
そこから問題となった社員はすぐに出勤停止処分になったそうです。アフラックさんは私へのヒアリング1回と相手へ2回ヒアリングをしました。
さすがに事実は認めるだろうと思っていました。
しかし、相手はセクハラ的なことは一切やってないと主張。
セクハラ野郎「相手に不快な思いをさせてしまったのはこちらの落ち度ですが、そのようなことはやってない。」
執行役員さんがでてきて、セクハラ野郎に詰めたそうですがシラを切り通したそうです。
私は「こちらに一切の嘘はないので、直接話してみましょうか」と提案しましたが、相手の拒否で終わってしまいました。
結局、証拠があるわけではないし、逆に精神障害とかになって訴えられるのも難しいので、対応は相手への2回のヒアリングと出勤停止で終わってしまいました。
本人からの謝罪もなく、嘘を通されたことに腹が立ちました。
念のため、相手が認めた場合のことを聞きました。相手がセクハラを認めた場合、下から2,3番目に重い処分をするとのことでした。自主解雇をさせるといった種類の解雇ですね。
しかし、今回は証拠もなく、水掛け論になってしまったので処分はしない。セクハラ野郎は何食わぬ顔で今後もアフラックに出勤するとのこと。
正直アフラックさんに非はないと思っています。きちんとお時間を頂けて、お互いのことをヒアリングして下さいました。セクハラ野郎の上司は深々と謝罪していただけました。
証拠があれば、しかるべき対処をしてくれたことでしょう。
該当の本人は面会すら拒否してきましたけどね。
まぁ、事実を確定できるような証拠を出せないのは、こちらの落ち度です。
ここでまなんだのはセクハラといったものは、やってないと主張すればそれがまかり通ってしまうのだなと。もちろん何でもかんでも罰していたら冤罪が多発してしまうので、やられた側が泣き寝入りをするのも当然かもですが。
セクハラで悲しい思いをしないためには
絶対に証拠を確保しましょう。
ちょっとでも不穏だなと思ったら、録音をお勧めします。いまはスマホの発達でいつでも録音できると思うので。
アフラックさんはちゃんと誠意をもって対応していただいたので、そちらに対しては怒っていません。しかし、大企業としても限界があるのだなと実感いたしました。
セクハラ野郎が何食わぬ顔で働いているので、二度とアフラックさんのサービスは使わないと思います。
しかし、アフラックさん自体はいい会社だと思いますので、何かあったら使ってあげてください。
ひっくるめて自分の身は自分で守るべきだと、教訓を得たのでした。