受け継がれていく優しさ
今日は、昨日の楽しかったことについて書こうかなと思います。
僕は現在大学三年生で、とあるアパートで一人暮らしをしているのだけど、そのアパートの構造が変わってる構造で、よくある集合住宅的なアパートではなくて、1階に1部屋、2階に1部屋の計2部屋しかないんです。
で、僕は2階に住んでるんですけど、1階の人とは少し交流があって、何か月か前に1回ふたりで飲んだこともあります。
その人、すごくいい人で、年齢や今置かれている環境など、まるで違うんですけど、意外と共通点もあったりして。
年齢なんて倍近く違うんだけど、なぜか話が弾んだりするんです(笑)。
で、ここからが昨日の話。
僕は、訳あって、来月でこのアパートを出ることにしたんです。
だから、おととい、1階の人に挨拶しに行きました。
そしたら、もう最後だからってことで、また二人で飲もうよってなりました。で、昨日また一緒に、お酒飲みました。
かれこれ4時間ぐらい話して、すごく楽しかったです。
他愛もない話、結構ガチな話、色々したんですけど、一番心に刺さったというか、印象に残ってる話を書き留めておきたいと思います。
昨日は、お酒も料理も全部その人が用意してくれて、ほんとに至れり尽くせりな感じで。なんか、ほんとにすごく優しい人なんですよ。
で、なんでそんなに優しくしてくれるのかを聞いてみたんですね。
そしたら、自分も大学生時代に周りの人に優しくされてきたからだって言ってました。
僕は、大学生になって初めて来た土地で一人暮らしをしているんですけど、その人も大学生時代は見ず知らずの土地で一人暮らしをしていたらしく、その時に周りの人たちの優しさがすごく自分の支えになったんだ、と話してくれました。だから、次は自分が誰かに優しくして、誰かを支えたい、と思って、僕と仲良くしてくれていたみたいです。
誰かに支えてもらった分、また次の誰かを支えたいって思ったって言ってました。
おお、この人すごいなって思いました。僕はまだ20歳で、自分のことで精一杯というか、誰かを支えるってことをあまり考えたことはありません。今は、あまりわからないけれど、いつか分かる日が来るのかな、なんて思いながらそのお話を聞いていました。そして、そんなことができる大人になりたいなって思いました。
これといって話にオチがあるわけではないけど、忘れたくないって思った話だったのでここに書かせてもらいました。
来月でアパートを出る予定で、一人暮らしはいったん終了だけど、このアパートに住んで良かったなって思ってます。
それは、部屋が広かった!ということもありますが、やっぱりそう思わせてくれたのは、下に住んでる人のおかげです。
世の中にはいろいろな出会いがあるけど、まさか同じアパートの住人同士で仲良くなるとは思ってなかったし、初めての経験なのでなんだか嬉しい気持ちで、いい経験ができたなと思っています。
皆さんにも素敵な出会いがありますように。