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ヨットに住もうと思っています [その5 どうやって手に入れるか?]

ヨットを手に入れるには、中古艇を買うのが現実的でしょう!

ただ買うのは意外と簡単なのですが置き場所が問題です。

日本は置き場所代が高いのです。

26ft以下の船ですとかなり安く手に入ります。

これは有名な「中古艇市場」に掲載されていました。29ft無料です。

ただ、これを運ぶのにヨットの場合は回航と言って海を走行して移動します。急いで運びたいので基本的にエンジンで走行して運びます。

それでも何日も掛かります。

御自分で運べるなら問題有りませんが初めての船での移動は危険です。

何度もいろんな方のヨットに乗せてもらって経験値を上げてからでは無いと海は危険です。

天候も急変します。

例えば三重県鳥羽市から横浜市まで運ぶとして

約165マイルです。

平均6ノットで27時間半です。

朝6時出港して夕方4時には入港して10時間ですので3日掛かります。

燃料は時間当たり2リットルぐらいで55リットルぐらいでしょうか。

業者にお願いするとマイル辺り1000円ぐらい

165000円+燃料代 6600円+交通費 14000円ぐらい掛かります。

中古のサイトは
「中古艇市場」
「中古艇ドットコム」
「中古艇情報ボートセンサー」
あたりが有名です。
ほとんどがオーナーから委託されたお店の方が出品されています。

うまく見つければオーナーと直接交渉の可能性は有ります。

良い状態の船はすぐに売れてしまいます。悩んでいるうちに売れてしまいます。

ただ、エンジンの程度–稼働時間、メンテナンス状況
セールの痛み具合、雨漏りの有無
最低そのぐらいは見ないと買ってから大きな出費につながります。

約30年経っているヨットは1回はエンジンを載せ替えているのが普通です。

海水で冷やしていますので塩害でエンジンの痛みは激しいのです。

セールも一式揃えると80万から150万は掛かるものなのです。

おすすめ時期は3月です。

マリーナの置き場代は年間契約なのです。

ほとんどが3月いっぱいで更新になります。
そこでオーナーさんは、あまり乗って居ないなら売りに出そうとする訳です。

3月中に売れないと1年分の係留費を払うようになります。

良い船は横浜や逗子、東京あたりの高級マリーナから出てくる事が多いです。メンテナンスもマリーナがしっかりやってくれています。それなりのお金持ち層の方が置いていますので横浜付近の高級マリーナですと上記の29ftですと年間50万ぐらいで最初の申し込み時に保証金150万とか掛かります。

それを10年維持するだけで500万ですのでいかにヨットを都会に置くのは大変だというのがわかります。

これが私の住む静岡県東部ですと漁港に係留できる場所があります。これも中々空きが出ません。
出たらすぐに押さえて置かないとすぐに埋まります。ところで安いって幾らぐらいでしょう?

ft=1万以下でしたら安いグループに入ります。
29ft艇で25万ぐらいなら月に2万ちょいで現実的な数字になってきます。

もしヨットを買いたいと思った方はヨットクラブ等に遊びに行ったりして、ヨットを覚えたいので乗せていただける船はありませんか?って聞くのが1番です。

ほとんどのヨット乗りは高齢化しています。
動かすのに人手が幾らでも欲しい船はたくさんあります。

無料で乗せてくれるのが普通です。

そこで覚えていくと将来的にその船を引き継いで欲しいなんて言われるケースはたくさんあります。

それが一番おすすめの入手方法かも知れません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次は、そのヨットクラブについて書こうと思います。

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