船整備 セール購入
中古艇で購入して、前オーナーが全然乗らない時期が長かったため、メインセールがダクロンに両側にフィルムを貼ってあるタイプでフィルムの中に黒カビが発生していたため。
修理はせずに、メインセールは交換することしました。
ハリヤードに巻尺を取り付けて、マスト、ジブハリヤード、ブーム、ジブレール、バックステイの距離等、いろいろセール屋さんと測定しました。
そこで、わかった事が。
ブームの位置がノーマルよりも20cmぐらい高い位置に移動されていました。
前のオーナーが、クルージングメインで使っていたようで、ブームパンチをゲストにさせないようにするためにブーム位置を高くしたようです。メインセール面積が少し狭い事がわかりました。
しかし、41ftの船を基本的に1人で操船するため、これは好都合です。
今回、ピークの位置を少し下げて製作してラフがピンと張ったところでメインハリヤードが上がり終わりと言う感じにすることにしました。レース艇などは、フットを少し長めに作りカニンガムを引いて調整していますが、シングルハンダーですので、セールエリアは小さめで。
ツーポインリーフ付き。私の希望的には予算内で有れば、ラジアルカット仕様で。
ジブもシングルで操船出来るように100から110%にカットしてもらう方向でお願いしました。
セール屋さんに、いろいろ見ていただくといろいろな不具合箇所を発見してくれます。
ターンバックルの回り留めの紛失。
メインオーニングのほつれ。
これも、ミシンで増し縫いしないと、夏には風で破損するそうです。
ブーム位置の移動跡。
ウインチのオーバーホール時期。
ライフラインの緩み。
メインセールのスタックカバーも付いていたものが、古いタイプらしくブームに固定されて居ないタイプでした。これは、ロープを縫い付けて、ブームに固定するように改造して使うことになりました。ただ、新しいメインセールがしっかり収納出来るか?
出来てからの改修工事になりそうです。
セールの製作に約1か月強みたいなので、それまでに内装のニス塗り、シンク取り付け、天井LED電気取り付け、まだまだ、いろいろあります。その前に船底塗装も予約済みです。
楽しみですが、出費もすごい事になってます。
早くコロナが落ち着いてくれば、アルバイト収入も元に戻るので安心ですが、まだまだ復旧には時間かかりそうですね。