ヨットに住もうと思っています。[その8 マリーナでのはじめの一歩]
マリーナと言うか、私の場合は海上係留になっています。
中古ヨットを、買うと。同じぐらいお金が掛かります。まずは、それを覚悟してください。
海上係留するのに、まずテンダー(ディンギー)を買う必要があります。それに2馬力のエンジンです。
係留費用は、年払いでほとんどの場所が保証金も取られます。保険加入も必須だと思われます。
すでに、ここまでで、ディンギー、エンジン、係留費用、保証金、保険で100万超えてきます。
今回購入した船は、オートパイロットが調子悪く、セールもイマイチ。
オートパイロットが120万、セールもメインとジブで110万です。
これから10年乗るつもりなら交換です。
いろいろ交換する部品、LED照明、テレビ、船底塗装等で50万。
買うより維持費用は、しっかり覚悟してくださいね。
でも。楽しみも増えます。
初めての係留なので、ロープはクリートされています。
長さが決定していません。
大潮の満潮時間に合わせて、長さを決めてから、カットして輪にします。
輪にする前に、擦れ留めのホースとロープを浮かべて拾い易くするための黄色い浮きを着けます。
現在は、まだロープ長さが決定していないので仮に浮きを通しています。
今回、浮きは10個買いました。中古で1個400円でした。重り用のチェーンとシャックルを一つ買いました。後でチェーンとシャックルは使います。
今回、工事現場で使うパイロンバーがちょうど良かったので使いました。右側が緑で左が赤にしました。
これは、仮留めです。浮きの長さを調整してロープで、しっかり固定します。
ロープもたくさん使います。
左右にロープを、垂らしています。
ディンギーで、近づいた時にロープにつかまれば楽にアクセス出来ます。また、登り易い様にロープには80cm間隔ぐらいに、エイトノットで結び目をつけています。
右の赤いロープは、普段はスイミングラダーは、固定しています。船に上がる時にどうしてもスイミングラダーに捕まりたくなります。
でも、固定していると船に人が居れば落水してもスイミングラダーを下ろしてもらえますが、シングルの場合、誰も助けてくれません。
先日買ったシャックルを使い。赤いロープを落水した時に引っ張るとスイミングラダーが落ちる仕組みになっています。
ヨットでの落水事故は多いです。ほとんどがポンツーンや、船の乗り降りで落ちます。
私も、落水したことがあります。
帰港してポンツーンに渡ってモヤイロープをクリートするつもりでしたが、雨でカッパを着ていた事、雨で滑りやすかった事もあり。
船をポンツーンに進めながら飛び降りた瞬間に滑り、ポンツーンから落水してしまった事があります。
雨で、カッパ着ての落水は、中々ポンツーンでも這い上がれません。ポンツーンにスイミングラダーが付いていたので、自動で開いたライフジャケットで浮力を確保しながら、スイミングラダーの階段を上がりました。
ヨットから、落水したら上がれません。スイミングラダーは、必須だと思います。
今回、GWは有休を使い8連休にしました。
毎日ヨットに行き、誰とも接触せずに内装のペーパー掛けとニス塗りをしています。
あちこち、ニスが剥げて手が掛かります。
次回は、購入後のチェックポイントについて書きたいと思います。