#みんなのライナーノーツ 「TEAM SHACHIこそROCKだ!」その1:FANTASTIC MIRAI
1. はじめに
こんばんは。初ライナーノーツなのでお手柔らかにお願いします。
まず大前提として、元々私はロックが大好きです。なので曲の好みとしてもロック調なものに偏りがちです。例えば、TEAM SHACHIであれば「START」「DREAMER」「雨天決行」以上に「BASYAUMA ROCK」が好きなのです。あのどストレートな、派手なエフェクターやディストーションもあまり効かせない感じの古き良きアメリカン・ロック、そうジョン・クーガー・メレンキャンプ、ボブ・シーガー、ちょっと軟派だとブライアン・アダムスを彷彿とさせるようなロックが原点なのです。
モノノフからタフ民になったのも、(シャチメンが可愛い云々は大前提として)TEAM SHACHIの楽曲にロックを感じていたからです。ライブ映像などを観ても、ももクロ現場でよくやる「ウリャオイ」よりも、シャチ現場での「ヴォイ!ヴォイ!」が無茶苦茶カッケーと思ってタフ民になったというのもあります。
故に今回のライナーノーツのタイトルを「TEAM SHACHIこそROCKだ!」とさせていただき、その観点から今回のアルバム「笑う門には服着る」について書いてみようかと。だいぶ偏っているとは思いますがご容赦ください。
そしてロックといえば!まずは今回のニューアルバムの目玉?隠し球?大黒さん的に言えば「大目玉」である「FANTASTIC MIRAI」からいきましょう。
2. 初見の感想 - 「こ、これは〇〇〇〇だ!」
何かの曲を聞いたときに「これは〜っぽい」とか「この部分、あの曲に似てるよね」と比較したり引き合いに出すのは、作詞・作曲家の方々、そして演者さんにとってもあまり嬉しいものではないと思います。失礼だし無粋ですよね。
だけどやはり自分ほど長く生きていると、何かしらの音楽的な類似性、傾向、好み、偏見などが培われてきてしまっているので、申し訳ありませんが一ファンの穿った味方としてご容赦ください。
それを踏まえて。
2-a. ももクロ「Re:voluion」
初見の率直な感想は「ももクロのRe:volutionに似ていてカッコイイ!」でした。
2023年9月リリースなので、FANTASTIC MIRAIよりはちょっと前の曲ですね。(楽天イーグルスの田中将大投手の2023年シーズンの入場曲として使われていたので、実際には2022年製作かと思われます)
もともと布袋さんとかNARASAKIさんとか、ももクロの楽曲の中でもロック調なものが好きだったので、このRe:volutionもすぐに好きになりました。
その流れもあり、FANTASTIC MIRAIを最初に聞いた時にすぐにビリビリときました。ビリビリと言えばSuperflyの「Bi-Li-Li Emotion」もカッコイイ名曲ですね!
話がそれました。決してももクロの曲に似てるから・・・ということではなく、TEAM SHACHIの中にもこのような疾走感あふれるどストレートな鋭いロック曲がまたしても増えてくれて、ロックファンとしては嬉しい限り、というのが第一印象でした。
2-b. Beastie Boys "Sabotage"
冒頭〜00:09までのイントロ部分を聴いた時、「ビースティーじゃん!」と一人で小躍りしました。他のメタル仲間にも聴いてもらいましたが、皆口を揃えて「ビースティーだね」と。
Beastie Boysは1980年代から活躍したアメリカでは伝説的な白人男性3人のバンド・ユニット・ラッパーです。Sabotageは楽曲のかっこよさもさることながら、このMVの「70年代のダサい刑事がひたすら走ってる感」も合間っていまだに根強い人気を誇っています。
2-c. Mötley Crüe "Shout At The Devil"
FANTASTIC MIRAIの大目玉←の一つが、節々で出てくる「シャウト」だと思います。ここまでストレートに「シャウト」という歌詞がでてくるのもあえて新鮮だなぁと思うと同時に、どうしても世代的にシャウトといえばモトリー・クルーに行き着くしかないのです〔さとり(仮)さんが喜びそう〕
3. 落ちサビの半音下がり問題
02:39からの落ちサビで半音下がるところ、ここも気になったところではありました。ただこれに関しては自分の知見ではまともなことを書くことはできないので、同じく前述のさとり(仮)さん(@ayamurasaki_Bl)のご意見を借用します:
なるほど。そういうトレンドなのでしょうかね?ちょっと他の楽曲もリサーチしてから考察してみます。
4. やはり懐古的な見方になってしまうが・・・
最後に、全体的にはやはり敢えて少し前の世代の、直球的などストレートロックをブッ込んできたな、と。これはロッキンやらサマソニなどのフェス参戦を見据えてのリーサルウェポンを増やしたな、とニヤニヤしております。
疾走感、スピーディー、高揚感を煽る感じ・・・初代トップガンの名作、ケニー・ロギンズの「デンジャー・ゾーン」的な感じがしないでもないか?
あと単純に個人的な好みとして「ロックなガールズユニット」という観点としては、1990年代にカッコよくて流行ったVeruca Saltを彷彿とさせるかな(嫁ちゃん@30nofulife が喜びそう)
他にも例を挙げたらキリがないが、Linkin Parkだとしても、メロディアスなプログレロックだとしても、とにかく
「ロック好き世代には堪らない名曲」としてすでに爪痕を深く残したわけです。
この辺り、タフ民界隈のロック重鎮である札幌社員さんやばっしょー界隈のプログレ師匠、博多よねまるさんあたりにもお伺いしたいところです。
長くなりました!読んでいただきありがとうございました。
次回は「TEAM SHACHIこそROCKだ!」その2:沸き曲
について書こうと思います!
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