2023年台湾人口統計発表、3年連続のマイナス成長
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台湾の内政部(内政省)は先日(10日)、最新人口統計を発表。2023年の出生数は13万5571人、死亡数は20万5368人。3年連続でマイナス成長 。
2023年の国勢調査が発表され、昨年の出生数は単月で1万~1万3千人減少し、1年間の累計出生数は13万5571人で、前年に比べさらに2.5%減少、1年間の死亡数は昨年20万5368人で、出生数と死亡数の差は6万9797人に拡大し、死亡数より悪化し、3年連続で1,000人当たりの年間自然増加率-2.99%となり、過去最低の記録を更新した。 年間の自然増加率は1,000人当たり-2.99%で、同じく過去最低の記録を更新した。
内政部が10日に発表した人口動態報告によると、昨年12月の出生数は11,579人で、約3.9分に1人の割合で新生児が生まれ、12月の死亡数は15,703人で、平均約2.8分に1人の割合で人が亡くなっている。 全国で見ると、12月の出生数が死亡数を上回ったのは澎湖県だけで、出生率が最も高かったのは桃園市で、1000人当たりの粗出生率は7.72人だった。一方、12月の粗出生率が最も低かったのは基隆市で、1000人当たりの粗出生率は3.41人だった。人口最大の都市である新北市でさえ、1000人当たりの粗出生率は4.16人に過ぎず、これは全国で下から2番目である。
少子化の波は襲い続け、2020年から台湾は「生は死よりも悪い」時代に入り、2021年の出生数は死亡数より2万9912人減少し、2022年の差は6万8244人に達し、2023年の累計出生数は13万5000人にとどまり、8年連続で過去最低を更新しただけでなく、「出生数と死亡数の差」も4年連続で拡大し続け、6万9000人と過去最高を更新した。
人口構造全体から見ると、少子高齢化現象は依然として深刻で、2023年末には全国人口に占める幼児(0~14歳)の割合は11.93%にとどまり、15~64歳の生産年齢人口の割合は70%を切り、約1,633万人(69.73%)を占め、65歳以上の高齢者人口は429万人(20%近く)となる。 なかでも台北市は生産年齢人口の割合が最も低く、15~64歳人口の65.63%、20~49歳人口の39.33%に過ぎず、台湾で唯一、この年齢層の人口が40%を下回る。