【布袋戯】とは②『木偶』(再掲載)
この記事は2009年7月10日に当ブログにて掲載したバックナンバーです。
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【布袋戯】とは?---その②『木偶』
布袋戯に使われる、布袋戯の重要な出演者である木偶(むぅおう)=人形だが
伝統的な人形の大きさは30㎝前後。
頭部は木製で、そのため木偶=木の人形と呼ばれる。
木偶の製作過程は何段階にもわたり、高度な技術は匠の技といえるものである。
木偶は市販されてもいるが、製作者(彫刻師)の技量と著名度によって、価格はピンからキリまで。
当初は、木偶は掌中戯といわれるように掌に収まる程度のサイズだったのが、より繊細な表情や精密な動作を追及して改良が加えられ進化し、大型化してきた。今では90センチ前後の大きさの木偶もある。
小型のものは片手で操ることができ、両手で二体を操ることも可能。
この場合、人差し指を頭部に、親指と中指で人形の左右の手を操るのが基本と成る。
進化した(現代的な)大型木偶は、片手では操りきれず、片手で頭部と右手を操り、木偶の左手は操作棒で操る。
大型の木偶はその大きさと、衣裳や頭髪や装飾品、持ち道具などで、重量は1キロを軽く超える。
上演の際には操り師は舞台下に隠れるため、その重たい木偶を頭上に掲げる体勢を続けなくてはならず、かなりの体力と腕力が必要である。
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