台湾住宅ローン額が記録更新!市場活況も購入者の負担大、平均債務約5,000万円
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最近、台湾の住宅市場についてのニュースが多くありますね。特に、給与が低いままなのに、不動産価格が年々3%位上昇しているという状況は、多くの人にとって大きな悩みです。
最新の統計によると、今年第2四半期には新たに約65,000件の住宅ローンが組まれ、平均的な住宅価格は約1,399万台湾ドル(約6,999万円)に達しました。これは、2015年第2四半期と比べると、住宅ローンの金額が50%以上も増加したことを意味します。今や平均の住宅ローンは1,016万台湾ドルを超え、過去最高を記録しています。台湾という小さな島国の住宅価格が高騰で、もはや「第二の香港」と言えますね。
このような高い住宅価格に対抗するため、住宅ローンの需要も急増しています。10年前に比べて、申請件数は81.7%も増え、平均的な住宅価格も約40.7%上昇しました。これにより、多くの人がますます住宅購入に対するプレッシャーを感じています。ちなみに、台湾の不動産市場を狙って、日本の「センチュリー21」も数年前から台湾進出していますよ。本当に先見の明がありますね。
また、最近の経済状況や不動産市場の活況により、売買件数も増加しています。第2四半期には、台湾全国で約95,765件の不動産が売買され、昨年同期と比べて大幅な増加を見せました。これにより、住宅購入希望者は、より高い価格を支払う必要が出てきています。
さらに、台湾中央銀行は不動産への融資基準を厳しくし、銀行も住宅ローンの貸出を抑え気味です。これにより、住宅購入者の信頼感が揺らぎ、契約のキャンセルも増加しています。銀行によっては、貸出申請を一時的に停止しているところもあるため、ますます状況は厳しくなっています。