中居何とか事件(あるいは、斎藤何とか事件かも)

 いつまでたっても、中居なんだったか覚えられないのだけれど、あまりに頻繁にその話題があらわれるので、どうしても考えてしまうのだが。
 中居なんとかが、こんなにまで「のさばった」のは、やっぱり、安倍の責任だなあ。
 安倍がまだ生きていた時代、安倍に親しい男が女性を強姦した。その男にはいったん逮捕状まで出たのだが、にぎりつぶされてしまった。あれは、まあ、はっきりしたことはわからないけれど、やっぱり安倍が圧力をかけ、なかったことにしたのだと思う。安倍に「気遣い」をしたひとがにぎりつぶしたんだと思う。
 で、権力者と親しければ、何をしても許される、という風潮ができあがった。
 そういうことが、なんというか、ほかの世界にも広がったということだろうなあ。前にも書いたが、みんな「政治家」のまねをする。
 もうひとつ、話題になっていることに、兵庫県知事の問題。
 周辺で自殺者が出た。これも、安倍が関係した事件を思い出してしまうなあ。
 安倍の周辺で起きたふたつの事件。あのとき、安倍が責任をもって対処していれば、(責任をとって首相を辞めていれば)、社会のあり方はきっとかわったはず。みんな安倍のごきげんとりをして、うやむやになった。それが尾を引いていると思う。

 これは、安倍がそれでは、だれの力を利用していたか(あるいは、だれが安倍を利用していたか)という問題につながるんだけれど。
 トランプがアメリカ大統領になって、その影響が石破にどんな形であらわれるか、そして、そのあと、その周辺がどう動くか。
 関係ないといえば関係ないかもしれないが、アメリカの強欲主義は止まらないから、どこかでとんでもない動きがあらわれそうだなあ。

 こんなことを書いてしまうのは。
 先に書いた、安倍が責任をとらなかったという問題は、さらにさらにさかのぼると、昭和天皇が責任をとらなかったという問題につながる。そして、それはアメリカが(あるいはマッカーサーが)、天皇をどんなふうに利用しようとしたかということにもつながるかもしれない。
 「権力者」に頼らないというか、権力の間違いをただしていく方法を確立しないと、私たちは強欲主義の犠牲になるだけだ。

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谷内修三
マスコミ批判、政権批判を中心に書いています。これからも読みたいと思った方はサポートをお願いします。活動費につかわせていただきます。