オリンピックは中止すべきだ(9)
組織委は30日、新たに選手3 人を含む27人が陽性者になったと明らかにした。公表を始めた1 日以降、1 日当たりの新規陽性者としては29日の24人を上回り最多。大会関係者の陽性者は計220 人となった。
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体会関係者の「分母」が何人か若市は知らないが、10万人と仮定しても、この数ではとても大きい。
24人、220 人は単独で取り出すと、いまの状況からは「小さく」見えるが、「分母」を考えると、とても大きい。
何よりも。
220 人は、今後どうするのだろうか。
日本で治療するのか。
選手は、ばらばらに帰国するのか。
もし治療がおわらないまま、出国するのだとしたら、その移動はどうするのか。
感染の責任は、だれにある?
菅は「自己責任」と言いたいのかもしれないが、外国人は「忖度」して、「自己責任」という批判を受け入れてくれるだろうか。
今後に尾を引く問題が残されている。
きっと、菅は、この問題を一度として考えたことがないと思う。
私は一部の新聞紙か読んでいないのでわからないが、ジャーナリズムも、この問題を直視していない。
来日選手団から陽性者が出たときは、「濃厚接触者は何人」と騒いでいたが、いまは「濃厚接触者」ということばすら見かけない。
陽性者だけではなく、「濃厚接触者」を含めると、来日した大会関係者の帰国問題は、とても大きな課題を抱えている。
オリンピックは即座に中止し、急増した感染者対策を考えるべきだろう。
とくに、来日した大会関係者の感染問題は、どうみても見落とされているとしか思えない。
「安心安全」と宣伝して、菅が外国から呼び寄せたのである。
このことを忘れてはならない。
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