天皇を沈黙させた自民党の目的。
2016年の「天皇生前退位」からはじまった「天皇沈黙作戦」が、いままた強化されようとしている。
平成の天皇はビデオメッセージで「天皇に国政に関する権能はない」と二度言わされた。一度だけなら憲法の規定を読んだだけだが、二度言っているのは念押しである。これは強制的に言わせられているのである。
その路線がさらに強くなろうとしている。
天皇が沈黙している(政権に対して何も言わない)のだから、国民は苦情を言わずにしたがうのが「正しい国のあり方だ」と自民党は考えている。
それだけではない。
菅に代わってからの自民党は、もっと酷いことをしている。(安倍もそうだったが。)
政権自体が「何も言わないのだ」。
政権が「沈黙作戦」を取り始めた。
だまって、ただやりたいことをやるだけ。
何も言わないから、野党は批判のしようがない。(ほんとうは批判できるのだが、批判する能力がない。)
このままオリンピックを強行開催し、コロナの感染者が拡大しようが菅は気にしない。
感染者の数は、世界に比べると日本は少ない。
感染が拡大しても、アメリカ、インド、ヨーロッパ諸国の数よりはきっと少ないだろう。
そのことを「エビデンス」として、日本はコロナを抑制しながらオリンピックを成功させたと言い張るだろう。
そしてそのまま、憲法改正を突っ走る。
もちろん議論はしない。
国民が(野党が)どんな批判を展開しようが、「日本の安心・安全を守る」の一点張りで強行突破する。
オリンピックは、その予行演習である。
阻止する方法はひとつしかない。
選挙で自民党・公明党に投票しないことだ。
いいなと思ったら応援しよう!
マスコミ批判、政権批判を中心に書いています。これからも読みたいと思った方はサポートをお願いします。活動費につかわせていただきます。