勉強ってなんなん?
「学業が本分です。」世代の子が身近な存在にある人、例えば「親」「叔父や叔母」という名のアイデンティティを持ってる人なら、1度くらい経験があるとかもしれない事案。
『 何で勉強ってせなあかんの?』問題
小学校高学年から中二あたりの子が聞きがちかなぁ。思春期へ差し掛かりと関係するのかな??自分も実際「なんで勉強せなあかんのやろぅ」と考えたことあるから、気持ちは分かる!でもその時の私は親にはきかなかった。返ってくる答えが、幾つか想像ついてしまったから。実際には聞いてないから、実際きいてたら、予想外のベクトルの答えやったかもしれんのにね。でも想像ついてた幾つかの選択肢のどれかを音として鼓膜から脳に伝わった時の心へのリスクにヒヨってん。「どうせ〇〇やろ!」と不貞腐れてたはずの妄想が、急に現実になっちまうような。。。思春期やからタンスの奥底に押し込んでた様な過去のことまで持ち出して、無理矢理結びつけて「あのときも、そうや!!あの時も、あの時も、、、」って勝手に怒ったり、悲しくなったり。箸が転げて爆笑する世代の感受性は、放っておいたら見当違いの方向に行ってまうから要注意やで。その疑問を持った私は、それ以上の答えは出さなかったのでした。メデタシ、、、
おっと、話を戻して、戻して!!それで子供が小学校低学年(2年生くらいかなぁ)の頃に、「いずれ訊かれると予想される質問のうちの1つ、この難問に対する親としての見解を持つべし!」と思い立つ訳ですょ。それから数年が色々巡らせるわけっすょ。
そしてとうとう我が子にも、当然(?)訊かれる時が来たわけです。来たで、来たで。いよいよか!
それで現時点での私の答えは、ニューロンとシナプスです。中学の理科で習った記憶ありませんか。
『ニューロンとは、神経細胞。シナプスとは、そのつなぎ目のこと。
脳は、新しいことを学習すると、神経細胞からシナプスがどんどん枝分かれして別の神経細胞につながり、新しい回路を作る。同時に新しく神経細胞が作られ、働くようになる。
脳をどんどん使ってニューロンとシナプスを増やしていくことが最も有効な方法。』
私は、親が子供にしてあげられるのは、「どんな状況でも、自分で考えて動ける人に出来るだけ近づくための『手助け』」なんやという認識なんですょ。で、行くべき目的地(ゴール)は、回路を複雑化して、いわゆる「人生の難問」にぶち当たった時にも、答が1つでも導き出せるように、欲を言えば何個か選択肢が導き出すことができる様に育ち終えてくれること。そこで出てくるのが、学校。子供の1日の内で最も時間をさいている学校を利用さしてもらうのが1番効率的なのではないかという結論です。勿論、「絵を描くことが3度の飯より好きだ。」とか「ピアノさえあれば良い。」「ダンス」等、自分にとって大切なモノが明確な子はそれを使えば良いでしょうし、夢中でのめり込んでいくうちに結果として方法になるのだろう事は容易に推察されます。その大切なモノに「完全燃焼」であるほど効果は大きいのだろうなぁ。
でもこれだけあれば良いねん!というほどのものが無い(見つかっていない)という子の方も多くいる。うちの子も漏れなくのその1人。そういう子には学校生活を利用するのが効率的だろう。1日の3分の1の時間を使っているし、指導してもらえることは、いわゆる「賢(かしこ)」の人達があれこれ知恵を絞ってくれて作られているもの。こんなにニューロンとシナプスを発達するのに使える環境を利用せん手は無いやろ!!
くれぐれも忘れないようにしているのは、ゴール。大人になった時であって、途中経過に一喜一憂しないこと。私も出来た大人でないので、すぐ目的地忘れてもうて、常に悟り人を見習った対応できるわけではないのです。でも、テストでいくらハイスコアを量産したとしても、社会に出るとほぼ関係無くなるって事も事実。(自分への言い聞かせターンやわ)ほいで、「人生の難問」を解く時、「これや!!」という答が見つからない時に役立つのが、知識。色々な知識があれば、「あれ?!これとこれを組み合わせたらいけるやん。」が捻り出せる可能性上がると信じてるもん。あとは、物事の捉え方次第やと自分自身に言い聞かせてんねん。(ここも言い聞かせターンやな)
知ってさえいれば難なく過ぎ去れる事も、世の中意外とあるし、その知識がちょっと無かっただけで「何やねんそんな事か、、、(~_~;)」と思う事になるのは残ない(残念)。
勿論子供にも『ニューロンとは、神経細胞、、、』の説明は、彼らに合わせた言葉に、少し噛み砕いてしましたょ。持論を真正面に伝えたからなのか、上の子は「そっかー」と運良く(?)納得してくれたもよう。あれ以来聞いてこないし、自分なりに、ニューロンとシナプス育ててくれてるみたいょ。
ほなまた