5.26
向かいの家の子どもが泣いている。
花粉も終わり、黄砂もおさまり、やっと窓を開けていても大丈夫になった。
隣の家の門扉の向こう側、砂利敷きの庭に大きなクローバーが群生している。
いくつか四つ葉らしきものも見え、手を伸ばせば届きそうだがさすがに誰かに見られたらまずいので眺めるにとどめる。
山の緑は日に日に濃くなり、3月〜4月の芽吹きの頃にはまだ柔らかそうだった葉たちも、もうだいぶ歯ごたえのありそうな硬さになってしまった。
紫陽花はすでに咲き始め、かと思えばそのまわりではまだ躑躅がかろうじて花をつけている。
(そのほとんどは茶色く干からびたようになっているが。)
今月から着工予定の土地は工期が延びたせいで、ハハコグサや蛇イチゴ、カラスノエンドウの天国と化していた。
明日は雨らしい。