
探しに行こう!
心落ち着くように、ラベンダーの香りを身に着けているその人は、自分のことを「暇人」という。
ん?何が暇なんだ?
一回きりの人生なんだから、やりたいことをやっていれば、忙しくならないのかしら?
でも、お話してみると、色んな知識が豊富で、どこで学んでいるんだ。ほんとに暇をしてるのかな?
言葉に騙されちゃっている気分。
そうだよ。言葉はそんな力を持っているんだね。
本当に頭の悪い人は、自分は頭が悪いと言わない。
本当にお金の持っている人は、自分が金持ちと言わない。
ラベンダーの花言葉は、「沈黙」「あなたを待っています」
そうか!本当は忙しいけど、誰かを待っているのかな?
「僕のことを見て下さい」なーんてさ。どこかでさ。
だって、「僕の克服体験を皆んなに教えてあげたい」
って言ってたものね。
もっと、もっと、教えて欲しい。もっともっと話して欲しい。
聴きたいよ。聴きたいよ。
さぁ、みんなハサミを持って集合さ。硬いお口をチョキチョキしに行こう。
あ、でも、どこにいるんだろう?
やっぱり、そんなことされたら怖いから、ラベンダー畑に隠れているのかな?
せめて現れた場所に内緒の目印があるといいな。
例えば、暇そうにしている人の置き物があって、下に秘密の情報が隠してあったりしたら、楽しいな!なんて思ったりして。
