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【オンラインワークショップ】企画から当日までにしておきたいこと


1 オンライン環境を整える
オンライン環境といってもさまざまです。
私の場合は、MacBook ProとiPadとiPhoneの三台を使っています。参加者の参加方法には、パソコン、タブレット、スマートフォンの3種類があると想定されるからです。主催者としては、それぞれの画面でどのように見ることができるのかを知っていた方がいいからです。
主催者が一つの画面しか知らなければ、さまざまな画面を見ている参加者の気持ちに気づくことが難しくなります。画面の小ささや、操作方法の違いで、参加者の気持ちがバラバラになってしまうこともあります。
また、Wi-Fi環境については、主催者は安定したWi-Fi環境の元で開催しましょう。ワークショップの最中に途切れてしまうことほど雰囲気を壊してしまうことはありません。参加者のWi-Fi環境にまで口出しすることはできませんが、「長時間のワークショップになるため、安定したWi-Fi環境でご参加くださるようお願いいたします。」程度のことは、お願いしてもいいのではないかと思います。
オンライン・ワークショップで気を付けないといけないのは、「どうすれば参加者がワークショップに集中できるか」という点です。同じ会場に集うリアル・ワークショップと違い、オンライン・ワークショップは、各々の『パーソナルスペース』からの参加になるだけでも気が散ります。家からの参加の場合は、家族の会話や宅急便の配達、電話などが飛び込んでくることもしばしばです。喫茶店などからの参加の場合は、お店のざわめき、お水を継ぎ足しにくるお店の人の気配など他の人にとっては気になって仕方がありません。私の実際にあった話では、家で参加している時に、ウグイスの鳴き声が絶え間なく聞こえてきて、他の参加者は気になって仕方がない様子でした。しかし、参加する場所を防音の事務所などに指定することはできないでしょう。ですから、せめてオンライン環境を整え、途中で途切れないようにすることが大切なのです。
できるだけ、オンライン・ワークショップの集中力を途切れさせない工夫をすることが、成功への第一歩だと思います。

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