ダメ男が歴代カノジョから得たもの その1
今まで土曜日は重たいものも結構書いたし、軽めのネタでもそれなりの長さを書いてきたのですが、前回に続いて若干方向転換します。
これまで18年のテキスト書きの歴史の中で書いてなかった、そういやあれって<いつから>だっけ?みたいなことを、なるべく短めで書いていこうかと。
さらに絞って「あれ、どう考えても、あの娘の影響だよな」というね、つまり歴代のカノジョからの影響で今、当たり前ようにこんなふうにしてるんだ、みたいな話です。
ならないならない。それは趣旨が違う。
ま、そういうこともね、いずれは書くかもしれないけど、そういうんじゃござんせん。
◆ 元水泳部
大学時代の話です。
その頃アタシは高校時代まで水泳部に属していた女性と交際していました。
ま、馴れ初め云々はどうでもいい。とにかく、その子とね、同棲紛いのことをしていたわけで。
ある日、たしかシャワーだったと思うけど、アタシが入浴し終わってから「あ、バスタオルがない!」ってのに気づいた。手持ちのは全部使用済みのヤツで、代用になるべきハンドタオルも未使用のがなかったんです。
アタシは風呂場からカノジョに声をかけた。
「何か、バスタオルの代わりになるもの、ない?」
するとそのカノジョ
「これならバスタオルの代わりになる」
と持ってきたのがセームタオルってヤツでした。
何か妙にツルツルで、こんなもんで身体に付いた水分を拭き取れるのか、と半信半疑だったのですが、ちゃんと拭き取れる。そりゃあ、バスタオルのような肌触りとは程遠いけど、単純な吸水力ならバスタオル以上じゃないか、と。
あ、こんないいモノなら、個人的に欲しいな、となったわけで。
◆ セームタオルとバスタオル
一応ですが、セームタオルの説明をしておきます。
アタシがカノジョからセームタオルを借りて初めて使ったのは1990年頃の話です。
すでにこの頃から水泳界隈ではセームタオルはメジャーな存在だったらしい。
セームタオルが素晴らしいのは吸水性ではなく速乾性にあります。
とにかく、絞れば今しがた吸い取った水分が全部放出される。んで「乾いた」(本当に乾いてるわけじゃないけど、とにかく再び吸水出来る状態)に戻るのです。
なるほど、これならプールから上がるたびに何度も身体を拭く必要がある水泳部には必須だわ、と。
ところで話が変わるようですが、バスタオルって洗濯のタイミングが難しいんですよ。
というか、ここで潔癖かどうかが分かれると思ってるくらいで、一回しか使ってないバスタオルを「使用済みのカゴ」に入れるのは、何となくもったいない気になる。言ってもキレイになった身体の水分を拭き取ってるだけなんだし、ちゃんと乾かせばそこまで雑菌が残っているとも思えない。
ま、昨今、この状況ですからその辺に神経質な人が多いと思うけど、これがセームタオルなら何の問題もない。
セームタオルは速乾性なので、もし気になるのであれば、一回一回、洗ってやればいい。あんまり洗剤を使うのはよろしくないみたいだけど、洗面器で洗って、お湯ですすいでやって、ジャッと絞ればすぐに使えるんだから。
◆ 入手はメンドい、ということもない
当時、セームタオルなんてのはスポーツ用品店、それもそれなりに大型店舗でないとなかなか売ってなかったんです。
それでもね、そのカノジョと別れてからもアタシはセームタオルを愛用し続けた。当然、その度にスポーツ用品店に足を運んで。
ただやっぱ、面倒なんですよ。アタシが神奈川県に住んでた時なんか、近所の大型スポーツ用品店に置いてなかったので、わざわざ小川町の大型スポーツ用品店が密集しているエリア(神保町の古書店街の隣り)まで行ってたのです。
ある日、何気なく百均、えとダイソーだったかな、に行って、クルマ用グッズのコーナーを見ていたら「拭き上げタオル」なるものが置いてある。で、これがどう見てもセームタオルで、言っても百均=100円なんだからダメ元で買ってみたんです。
実際使ってみたら、もう、セームタオル以外の何物でもない。スポーツ用というか水泳用のに比べたら若干(かなり?)小ぶりだけど、身体の水分を拭き取るのには何の問題もない。
アタシは大の銭湯好きなので、現今、ダイソーに売ってる「拭き上げタオル」を家用と銭湯用に常備しています。
ぽんぽこよ、ま、その通りなんだけどね、バスタオルの洗濯はかさばるし、別にセームタオルで何の不満もないのでね。
みなさんも一度試してみてみて。って、これステマになるの?つかこれでダメなら商品を褒めちゃいけないことになるよな。
間違いなく言えるのは金銭的利害はゼロだし、アタシが書いたところで宣伝効果ゼロなんですが。
んな感じで、ちょっと短めですが、お終い。リアクションお願いします。さらばじゃ!