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キャンピングカーによるアメリカ大陸横断25days

大学卒業旅行(2023年3月)として行った、メンバー総勢7名でのキャンピングカーでアメリカ大陸横断の旅について、思い出が風化しないようにnoteに残しておこうと思う。

早く書きたい早く書きたいと思いながら、分量が分量なので先延ばしにしてしまい、気づけば1年半が経っていた。

遠い昔のようで、昨日のようである、当時の自分が全身全霊をかけて挑んだ忘れられない旅を残しておこうと思う。

大学の卒業旅行などの長期休暇でアメリカへの旅行を考えている人はもちろん、アメリカのどこかの都市に短期で旅行しようと思っている人にも参考になる部分があると思う。

なるべくストーリーを追えるように、写真も多めにしたつもりなので、一緒に擬似旅行している感覚になっていただけると嬉しいです。

もし興味を持ってもらえたら、instagramのハイライトに旅の様子をday1からday30近くまでまとめているので、ぜひ見てみてください!


旅の概要

日時:2023年3月8日(水)〜4月1日(土)

巡った国と地域:🇺🇸🇨🇦🇲🇽

大枠のルート

東京(NRT. )✈︎✈︎ロサンゼルス🚐🚐マイアミ🚐🚐ニューヨーク✈︎✈︎トロント🇨🇦✈︎✈︎バンクーバー🇨🇦✈︎✈︎東京(NRT)

キャンピングカーでのルート

カリフォルニア州(LA)→ネバダ州(ラスベガス)→アリゾナ州(セドナ)→ユタ州→コロラド州→ニューメキシコ州(サンタフェ、アルバカーキ)→メキシコ(シウダードファレス)→テキサス州(ヒューストン)→ルイジアナ州(ニューオーリンズ)→ミシシッピ州→アラバマ州→ジョージア州→フロリダ州(マイアミ)→ジョージア州→テネシー州→バージニア州(アトランタ)→メリーランド州(ワシントンD.C.)→ペンシルベニア州(フィラデルフィア)→ニューヨーク州(NY)

概要まとめ

自分と大学の友達2人、資金調達のために行ったリゾバで出会った4人、合わせて7人での1ヶ月アメリカ旅。1人50万円の予算でサンフランシスコからメキシコに寄りながらアメリカ大陸の南側を横断し、マイアミを経由してニューヨークまで縦断した。

アメリカでキャンピングカー乗るなら「トラベルデポ」

今回のRV(キャンピングカー)の手配は「トラベルデポ」さんにお願いしました。日本から出発する方にとって、現地法人と直接手続きするよりも圧倒的に安心です。

アメリカ各都市の特色やRV特有の注意点まで、非常に丁寧に教えていただき、旅程やRVパークの選定についても親身に相談に乗ってくださいました。

また、当時大阪に住んでいた私たちにも、出張のタイミングに合わせてキャンピングカーの試乗体験もさせていただきました。この体験があったからこそ、安心して出発することができました。

トラベルデポさんのおかげで今回の旅を実現することができました。旅程の相談なども対応していただけますので、北米でのキャンピングカー旅行に興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡してみてください!

RV試乗体験@大阪夢洲

旅の目的

思い出に残る卒業旅行を

全てはこれに尽きる。今しかできない旅がしたかった。

1ヶ月をフルに使い切る旅を。1人ではできない旅を。若い時にしかできない旅を。

1ヶ月という期間もの間、若くて熱量も体力も好奇心も高い仲間たちが一気に休みになる機会はこれ以降来ないだろう。それだけは確信があった。

これ以降できない旅。今しかできない旅はなんだろう。そう考えてたどり着いたのがこのアメリカ大陸横断だった。一人でバックパッカーみたいな長期間の旅は自分さえ自由の身になればいつだってできる。多くの人を巻き込むのも短期間だったらこれからもできる。ツアーとかでのらりくらり、受け身で観光するのもいつでもできる。

ほぼ初対面のメンバーも多い中、1ヶ月もの間キャンピングカーという狭い空間で移動も食事も宿泊も全ての時間を共にしながら、毎日数百キロの進捗を生まないといけない旅。

旅の日程

day0 : 3/8(水) in Japan


14:00 上野からエアライナーで成田へ
15:00 荷物預けて成田でうどんランチ
16:30 メンバーJ、パスポート電車に忘れる
17:00 メンバーM、航空券無くす
→10分慌てた挙句、ポケットにあるというオチ。
18:00 成田空港発

day0

出発日からイベントは起きた。
なんとメンバーの1人が成田までの電車でパスポートを無くしてしまい、その日の便に間に合わなかったのだ。

メンバーの緊急事態にバタバタの出発直前
行きはUnited航空の直行便でLAへ

ただ待っていても仕方ない。アメリカで合流できることを信じてユナイテッド航空33便に乗り込む。期待を胸に、10時間のフライトで海の向こうへ

日本時間18時ごろの出発。その時LAは午前1時。
機内食普通に美味しかった

day1 : 3/8(水) in LA


11:00 LAX着
11:55 ラスベガスRVパークへ予約確認電話
12:00 アメリカのスタバでコールドブリュー
13:00 クルーズアメリカでRVパーク借りる
15:00 ウォルマートへ出発
買い物だけで楽しい。
17:30 RVパーク到着
入り方が分からなかったけど、受付の流れを学んだ。
18:00 地下鉄(Long Beach▶Pico)
スタンガンを目の前でぶっ放される
19:20 NBA観戦
日本のバスケとレベルが違う。集客力がえぐい。
22:00 Uberのおっちゃんが違法侵入。グリニッジ天文台の夜景を一瞬だけ拝む。
25:00 夜食パスタ
26:00 就寝

day1

一人かけてしまったが、なんとかロスへ辿り着いた我ら一行はUberにお世話になってキャンピングカーレンタル会社へ。日本でも小さいキャンピングカーに乗せてもらっていたが、やはりアメリカは規格外。借りる車を目の当たりにしたら腰が引けていた。笑

ただ、ここから始まるのか、という何ものにも例え難い高揚感。メンバー集めや予算、RVパークや航空券の手配、そして卒論など苦しいことを全て乗り越えてきて良かったと思った。

最高の旅にしてやる。そう誓った。

縦がクソ長い。5mとかある。
横幅も実は2mあってバカでかい
後部座席の雰囲気がわかる画角

まずは腹ごしらえと、アメリカで有名なスーパーであるウォルマートへ。今回の旅は貧乏旅であるので、ほぼ全ての食事は自炊で耐える。円安が進行し、144円かつアメリカのインフレで毎食外食などしていたら日本に帰れなくなるからだ。

幾度となくお世話になるウォルマート大先生

食糧が調達できたので、一旦RVパーク(キャンピングカー用のキャンプ場)に車を置きにLAのハイウェイを走る。西海岸を感じた(適当)。

LAの夕焼け

キャンピングカーはデカすぎて市街地の移動に向かない&RV用の駐車場を探すのも大変のため、地下鉄で向かうことに。地下鉄までのLAの街並みはとても美しかった。エリアによって差がありすぎる。

夕焼けを横目に、優雅に散歩しているこの時には気づいていなかった。この後生死を分ける体験をすることを。。。

謎のおじさんたちを横目に、バスケの試合会場へ

地下鉄に乗り込んだは最後、明らかに世界が変わる。明らかにスラム街を通るラインに乗ってしまった。最初はこじきが居るくらいで身の安全を懸念するほどではなかった。しかし、みんなお菓子など安価なものを売りつけている物乞いの中、明らかに高価なモバイルバッテリーやヘッドホンを持った奴が現れたのだ。

それまで同様、横を通るのを無視していたら、車両の端に到達すると急に振り返り、何か叫んだ。同時にスタンガンを脇から取り出し、バチバチ言わせながら車両の狭い通路をこっちにくる。マジで終わったかと思った。人生で一番全力で寝たふりをした。

結果的に何事もなく別の車両に移ってくれたから良いものの、もう絶対に地下鉄のあのラインには乗りたくない。(LAは地下鉄の線によって全然雰囲気が違うので、行く人は要注意)

"バスケの試合"の形容では収まらないスケールとコンテンツ

無事?バスケ会場に到着したが、ここでもプチトラブルが。なんとPC(laptop)などの電子機器の持ち込みが禁止されていたのだ。(もちろん銃なども凶器も禁止。セキュリティがきちんとしていて隠せない)メンバーの数人がPCを持ち歩いており、コインロッカーもない街のため、あえなく交代制で1人がスタジアムの外で待機することに。

疑問に思って後から調べると、コインロッカーを設置しても一瞬で荒らされるのでLAにはコインロッカーというものがないらしい。日本ってすげえ。

NBA好きな人には天国

日本のバスケの試合を見に行ったことがないので単純な比較はできないが、これはバスケの試合か?というほどの盛り上がり。特筆すべきは、タイマーが動いていない間(選手の休憩時間)に次から次へとエンターテイメントが展開されており、場内の熱気が冷めるタイミングが全くなかったことだ。これは毎日通いたくなる気持ちもわかる。

黒光りグリフィス天文台

バスケの観戦後は、グリフィス天文台へ。本来の開館時間を超えており、出口ゲートだけが空いている状態で一度は諦めかけたのだが、Uberの運転手が強行突破してくれて?、ライトアップされた天文台と、そこからのLAの夜景を拝むことができた。

あまり良くないことだと思うが、今ではあの運転手に感謝している。(帰りは途中で降ろされてだいぶ歩かされたが)

k一瞬で警備員に追い出されたグリフィス天文台からの夜景

初日が一番濃かったのではないかというほど、コンテンツに溢れた1日であった。スタンガンぶっ放されたのも笑い話に、初日から節約自炊飯を6人で食す。

初日から全力自炊

day2:3/9(木) LA→ ラスベガス


11:00 ハリウッドサイン
15:00 バグダッドカフェ
16:00 RVパーク着
16:30 メンバーのHと筋トレ
17:00 プールでバレー20回行くまで終われません×2
激寒だったけど久々に騒いで青春を感じた。ホットジャグジーが天国過ぎて全く出れなかった。絶対に風邪引いた。笑
19:00 
21:30 シルク・ド・ソレイユ鑑賞
23:00 終演▶カジノ見て回る▶駐車場まで歩く
25:00 みんなで
26:00 後半RVパーク予約・帳簿着ける
27:00 就寝

day2

この日はラスベガスからロサンゼルスへの移動日。有名なハリウッドサインで写真を撮り、映画化もされたバグダッドカフェに寄ってロスへ。LAの朝は通勤でハイウェイがどこも激混みするのと、ハリウッドサインまでの山道はめちゃくちゃ道が狭いので注意。(一般的な乗用車なら問題ないと思う)

ハリウッドサインを背景に何か演説してる(ぽい)人

ロサンゼルスを後にし、ついにアメリカ横断ぽいひたすらまっすぐの道を走る時間帯が来た。

途中で寄ったバグダッドカフェは日本でも有名な映画の主題にもなった観光名所らしい。この辺りからルート66を感じ始めた。

味のある古屋に、大量のシールが貼ってある
今も住んでる?現地のおばあちゃんとお話

ロスに着くと、予約していたシルクドソレイユまで思ったより時間があった。RVパークに併設されていたジムで汗を流し、極寒の中プールに入ること自体謎なのに、スイカバレーで謎にミッションを決めて盛り上がった。青春だったなぁ。こういうのは若い時にしかできない。

胸プレス10回3セット
背中10回3セット
ダンベル上げ
体幹

残ってた筋トレメモ
海外セレブと勘違いしそうなメンバーの写真
肌寒いなか、ビーチバレー連続20回チャレンジ
長期滞在が前提の快適なRVパーク
世界の建造物が集結。ラスベガス!って感じ
人生で一度は見たかったシルクドソレイユ

day3:3/10(金) ラスベガス周辺観光

9:00 起床
12:00セブンマジックマウンテン着
14:00 ザブリスキー・ポイント着
14:30 ペペロンチーノ
16:15 バッドウォーター着
塩水が干上がってできた真っ白な道が美しかった。海抜マイナス数十メートルだからこその地形と造形なのかな。
16:45 バッドウォーター発
逆向きに発車して方向転換。
17:10 ハーモニー・ボラックス・ワークス着
ゴールドラッシュの面影を感じる金の精製所。Boraxの精製を行っていた場所らしい。
17:50 ハーモニー・ボラックス・ワークス発
18:20 メスキートフラット砂丘着
19:00 メスキートフラット砂丘発
21:30 途中でNに運転交代
22:30 カジノ近くの駐車場着
ジョンさんにぶち怒られる笑
24:30 カジノ終了
25:00 駐車場から帰宅▶シャワー
26:00 家計簿つけ、RVパーク予約
28:40 就寝

day3
朝ごはんはみんなでシリアル。
運転中に牛乳ボトルが車内に爆散したのも懐かしい思い出。
セブンマジックマウンテン。
ここにきたらなぜか皆、石を積み上げたくなる
デスバレー国立公園ザブリスキー・ポイント
雄大な自然を感じる

塩が堆積したバッドウォーター盆地の中に存在し、傍には湧水を源泉とする小さな池がある

wikipedia「バッドウォーター」
デスバレー国立公園バッドウォーター
MVとかにできそう。
カジノといえばブラックジャック!

day4:3/11(土)ラスベガス→セドナ

8:00 ウォルマート着
9:10 ウォルマート発
10:00 フーバーダム着
11:30 フーバーダム着
14:00 Mr D's Route 66でハンバーガーランチ▶ガソリン入れてお土産ショップ
16:00 キングマンからルート66を堪能
18:10 セリグマンでTと交代
19:20 ウィリアムズでスタバ休憩、Hに運転交代
20:15 フラッグスタッフでMに運転交代
ルート66を気持ちよく走った1日。ラスベガスからフーバーダムを経由し、キングマンからセリグマン

day4

ルート66をひたすら走る移動日。

LAやラスベガスのような大都市とはしばらくおさらばで、1日数百キロペースでの移動daysが始まった。

ハーバーダム前にて
ちなみに運転席はこんな感じ
ルート66 ダイナーには何度もお世話になった。
ハンバーガーしか食べれるものない。美味いからいいけど。
それっぽい写真が撮れた
いい写真。
いい写真2。

day5:3/12(日)セドナ→ウィリアムズ

ベルロック
河川敷でBBQ
14:40 スライドロック出発
15:20 ボイントンキャニオン着
世界の中心に立てる岩があった。
17:30 ボイントンキャニオン出発
18:00 エアポート・メサ着
18:30 エアポート・メサ発
20:30 宿泊地のウィリアムズLove’s着

day5
良い場所はたくさんあった旅だったが、セドナが一番好きかも。
大地のパワーを感じれる場所
この後、極寒の川に飛び込み対決しました
こいつ絵になるなぁ。
夕焼けポイントで現地の人と交流
カップ焼きそば売ってて感動(ただ400円くらいする)

day6:3/13(月)ウィリアムズ→グランドキャニオン

11:00 safeway 発
15:30 Yaki point,@グランドキャニオン
18:30 ヤバパイポイントで夕焼けを見る
雪道をみんなで必死で帰る

day6

この日はグランドキャニオン観光。3月はまだ雪もたくさんあり、ギリギリ路面が凍らない時期らしい。透き通った空と夕焼けをバックにした雄大な自然を前に、自分のちっぽけさを感じた。

おまえの悩みなんて、ほんまにしょーもない。世界って広いんだぜ?

グランドキャニオンの神様

小さなことに悩んだら、グランドキャニオンの絶壁に立った時の景色を思い出すようにしている。どーでもいいことで悩んでんな自分、やるかやめるか、判断したらあとは行動するだけだけだろ、って神様に語りかけられている気分になって吹っ切れる。

グランドキャニオン

ちなみに写真には柵があるが、見ての通り広大なので柵がない場所もたくさんある。そして(我らも漏れず)みんなギリギリに腰掛ける。年間何人か死んでもおかしくない。(行く時は安全第一で。)

人間は本当にちっぽけである

day7:3/14(火)グランドキャニオン→レイクパウエル

9:00 RVパーク発
ホースシューベンド
バーガーキング
13:00 RVパーク着
16:00 アンテロープキャニオンKen’sツアー
めっちゃ当たりのガイドさんにお世話になる。
20歳なのは信じられない。
20:00 雨の中RVパークでカレーを食す。

day7
ホースシューベンド。
現地で見るとリアルに鷹の爪の形してた。
大自然をバックにRV撮るだけで絵になる
アンテロープキャニオン

day8:3/15(水)レイクパウエル滞在・射撃体験

9:00 お土産や
10:00 射撃体験
12:30 レイクパウエル出発
16:00 モニュメントバレーRVパーク到着
18:00 フォレスト・ガンプポイントで写真撮影
18:30 ビジターセンターに夕焼け見るために戻っだけど大雨に
ちょっとの時間だったけど1人で内省できる時間が取れてよかった
19:00 RVパーク戻る
20:00 シャワー
大雨だったが、ここのRVパークのシャワーめっちゃキレイで快適だった。ちゃんと無料。
21:00 Jシェフのカレー
22:00 就寝

day8

突然の大雨で観光が厳しくなったので、急遽近くにあった射撃体験へ申し込み。

基本的にRVパークの予約はずらせないので、丸一日移動dayとかに雨天が傘ならなくてよかった。

そういえば砂漠エリアは特にそうなのかもだけど、アメリカは日本より圧倒的に雨が少なかった。

幸運だったということにしたいけれど、まあ通ってるエリアが地中海性気候→砂漠気候が主だからそりゃそうか、という気持ち。

ショットガンからSMGやAK,スナイパーまで体験ができた

少し値が張りましたが、せっかくの機会ということもあり、ショットガン・ハンドガン・SMG・AK・スナイパーの5種類の銃を体験しました。

それぞれの銃の特性もわかりやすく教えてもらえる場所だったので楽しいだけでなく勉強になりました。

改めて平和に感謝する機会になったのと、Apexなどのゲームにハマる前に体験できていたら、またゲームの捉え方も変わったのかなと想いを巡らせていました。

アメリカ横断1/3を終えて学んだこと
・思ったより英語通じる
・意思疎通しようと努力すればなんとかなる
・どこでも生きていける
・やっぱりちゃんと半年とか一年とか住んでみたい。そのための手段として留学はありだと思う。
・雄大な自然を前にして、やはり人と違う人生を歩みたいとどこか思う自分がいる。なぜかはわからない。
・もっと世界には素敵な景色がある。どうせ暇つぶしなら色んなところ楽しみたい。
・悩みは見てる範囲と時間軸が短いから生まれる。悩んだら自然へ。
・自分と向き合う時間が自分にとって相当優先順位が高いことがわかった
・記録したい、発信したい。
▼組織
・役割と責任の明確化はチームへの貢献を高める
・その上で個人が助け合えるチームが一番強い
・チームの強さはリーダーの器で決まる。まだまだ自分が子供。

アリゾナ州モニュメントバレーにて
贅沢な道の真ん中での集合写真。
何かの映画の撮影地らしい?

day9:3/16(木)レイクパウエル→アルバカーキ

6:30 起床
6:45 セット終わってカレー
7:00 RVパーク出発
8:00 メキシカンハット
10:00 フォーコーナーズモニュメント
14:00 ギャロップで66dinerランチ
閉店してて
18:00 アルバカーキのオールドタウンでブランケット購入
20:00 アップルソーダ酒飲む

day9

やっぱり強くなりたい。強い男になりたい。
稼げるようになりたい。言い訳したくない。
筋トレしたい。自身を持てる体になりたい。
魅力的な男になりたい。
まずは服装と美容整形、
・ニキビ跡なくしてキレイな肌になりたい
・爪をキレイに保ちたい
・靴にこだわりたい。ちゃんと手入れしておきたい。
・涙袋をつくりたい
・アートメイクでキリッとした&目に近い眉毛がほしい
・目をもっと大きく開きたい
あと、いつかは海外に住みたいし、改めてすべての大陸を制覇しに行きたい。
Jと話してて感じたことは、もっと自分のことを明確に話せるようになりたい。自己分析したい。自分はどんな生き方がしたいのだろう。
日本の文化・アニメなどの作品ももっと知りたいと思った。海外にも思ったより日本の文化は浸透していて、日本のネタでもっと盛り上がれるときがあるのにもったいない。
このアメリカ横断に来てよかったっていうのは本当のこと。
発案からメンバー集め、スケジューリングから会計係まで一気通貫でプロジェクトを進めれたからこそ、酸いも甘いも学べたし、実際に旅が始まってみんなが喜んでるところを見るとここまで進めて来てよかったなと心から思う。
ただ、そろそろ一人旅がしたいな。徹底的に自分をいじめる旅に出たい。

3/16 ニューメキシコ州の車内で感じだこと

day10:3/17(金)サンタフェ→メキシコ→ラスクルーセス

8:00 サンタフェでガソリン入れる
朝起きたらTとMがアルバカーキからサンタフェまで1時間半運転してくれていた。本当に感謝。二人のお陰でサンタフェ観光が実現できた。

9:00 車止めてサンタフェ中心地を観光
めちゃめちゃいい雰囲気で、お土産屋もカフェも楽しかった。流れている時間もゆっくり感じて、おしゃれなカフェで1人でノートに向かって朝活してるライフスタイル、とても憧れる。アートとスピリチュアルの街、また来たいサンタフェ。

10:30 Nと2人で6時間運転。
運転席と助手席を交代しながら、人生観や恋愛観などの深い話ができて良い時間だった。途中からはHとMも入って楽しく恋愛の話をできてよかった。人に話すと自分の思考や価値観を見つめ直せるし、他人と深ぼった話をできる機会も少ないので感謝。

16:00 ホワイトサンズビジターセンター着。お土産購入。
かわいいマグ2つを親へのプレゼントとして購入。メキシコの神様のくくなんとか?がめっちゃ可愛くて一目惚れ。

17:00 ホワイトサンズ国立公園を満喫
ビーチフラッグしたり、坂を滑ったり、相撲したり、とても満喫できた。素晴らしい景色の中、子供心を取り戻せる良い時間だった。

20:00 ホワイトサンズ発
はしゃぎすぎて体調悪くなって運転席上のベットで横になってた

21:00 ラスクルーセスRVパーク着
バスケコート
ねこちゃん
夜景見ながらチル

day10

今回の旅でいくつもの国立公園と素敵な景色を見てきましたが、メンバー人気が圧倒的に高いのはこのホワイトサンズ国立公園ですね。

鳥取砂丘も立派ですが、比にならない広さと砂の白さ。完全に異世界に来たようなあの感覚は、生涯忘れられない気がします。

ホワイトサンズは皆のお気に入りポイント
ホワイトサンズの夕焼けとともに

改めてこの旅ができていることに感謝するとともに、この機会を最大化したい気持ちが強くなってきた。
旅の途中で感じたことをたくさんメモして、4月は自分と向き買う期間にしたいな。土日は暇になりたい。新しい刺激を入れたあとは思考をまとめてアウトプットする時間にしたい。ブログもnoteもInstagramも頑張りたい。
自分に得意なのはやりたいと直感で感じたことを成し遂げる力で、プレイヤーとして前で活躍したり仲間を束ねたりすることではないと改めて自覚した旅になりそう。。?

ラスクルーセスRVパークで夜景を見ながら

day11:3/18(土)ラルクルーセス→エルパソ→メキシコ(フアレス)→カールスパッド

8:00 RVパーク発
9:15 アメリカ国境博物館
10:00 XX発
10:45 アメリカ▶メキシコ 国境渡る
11:00 タコス食す
12:00 大通りと大聖堂を見学
途中でマイケル・ジャクソンと出会ったり、ノリの良い現地人と楽しく写真を取れたりして充実してた。
13:00 メキシコ▶アメリカ 国境渡る
16:00 カールスバッド国立公園
時間が間に合わずコウモリ見れず😭

day11

アメリカの南側を横断するので、せっかくならばメキシコに入ろう!と計画。

川が国境になっているのですが、アメリカのエル・パソという街から、メキシコのフアレスへ橋を歩いて国境を渡りました。

トランプ前大統領がメキシコとの国境を移民に突破させるな!と話していたイメージが強かったのでもっと臨戦体制なのかと思っていましたが、特にそのようなピリピリした感覚はなく、毎日たくさんの人がメキシコから通勤に来ている姿にびっくりしました。(門には両サイド銃を持った警備員が待機しており、横を通る時に若干ヒヤヒヤしますが)

午前11時ぐらいのメキシコ→アメリカの国境。
メキシコからたくさんの人が通勤に来るらしい。

メキシコではせっかくなのでランチとしてタコスをいただきました。現地は安くてうまい。円安&アメリカの物価の高さに辟易していた僕らにとっては久しぶりにたくさん食べられる外食でした。

本場のタコス、美味かった

アメリカのエル・パソという街とメキシコのフアレスは兄弟都市のようなものらしく、どちらも言語はスペイン語メインで人もおおらかでした。

日本から来た、と伝えるとみんなポジティブな反応を見せてくれ、思ったより親日なのかもしれないと嬉しくなりました。

メキシコの人、みんなとてもフランク

day12:3/19(日)→サンアントニオ→ヒューストン

10:00 サンアントニオ観光
11:00 おしゃれなベーカリーでモーニング
14:30 サンアントニオ発
久々のロングライド。最初と最後にガソリンを入れ、5時間走りきった。
19:30 ヒューストンRVパーク着

day12
地元の大人気?ベーカリーでモーニング
アメリカまで来て擬似ボルダリング
ちょっと豪華めの自炊。つくってれたメンバーに感謝。

day13:3/20(月) ヒューストン▶ニューオーリンズ

8:40 RVパークの川沿いでチル with H and S
9:00 シャワー
9:50 排水ホース買いにホームセンターに寄る
10:30 ジョンソン宇宙センター@ヒューストン
ブルーツアーで宇宙飛行士の訓練施設を見学後、フードコードで宇宙食を捜すもなくピザを食し、APOLLOで実際に使われたミッションコントロール部屋を15ドルで見学。
17:00 ヒューストンダウンタウンの古着屋へ
19:00 ヒューストン発
25:00 ニューオーリンズRVパーク着

day13
NASAの入口にて
航空機を運ぶジャンボジェット
管制司令室
実物大のスペースジェットと人類の月面への挑戦の歴史

day14:3/21(火) ニューオーリンズ滞在

4:00 エンカレアウトスタンディング受講
6:00 歩いて徒歩20分のスタバへ
9:00 RVへ帰る
11:00 ニューオーリンズシティー公園の美術館へ行く
13:00 セントルイス大聖堂でジャズを聞く
ベニエという四角いドーナツを揚げたものが美味しかった。

day14
謎の大聖堂?の前で

ニューオーリンズでは街の至る所でストリート演奏を楽しめる。ジャズが有名だがジャズに囚われているわけではなさそうだった。どこか街ゆく人が陽気な街に感じた。アメリカは本当に都市によって全く特色が違うのが面白い。

クソうまいドーナツとストリートミュージック

ちなみにこの日はマイアミでWBC(日本 vs アメリカ)が行われていた。現地のスポーツバーで超アウェームードの中、しっかり応援し、最後勝ったときはアメリカ側を応援していた現地の方と一緒に盛り上がった。スポーツは国境を越える。

9回2アウト、激アツの大谷 vs トラウト

day15:3/22(水) ニューオーリンズ▶マイアミ

7:30 RVパーク散歩
天気が良すぎて気持ちがいい。超晴天。朝日を浴びながら散歩すると、最高の1日が約束される。
7:45 RVパーク発
8:00 100ドル分給油
19:00 ジャクソンビルで給油。アメリカ大陸横断完了。
20:00 シェフの鶏肉スープを食す。熱が38.5度まであがる。
明日起きたらなおってることを信じて、おやすみなさい。

day15

この日は1日移動日であった。WBCを追いかける形でマイアミへ。WBCの余韻よりも3日前に銃殺事件があったことにビクビクしながら、リゾート地マイアミへ。

この日あたりからである、体調を崩し始めたのは。。

day16:3/23(木) マイアミ▶キーウエスト

11:00 キーウエスト着
セブンマイルブリッジ綺麗すぎた。これぞザ・海岸線ドライブって感じだった。夜通しで運転してくれたメンバーに本当に感謝。
12:00 アメリカ最南端スポットで写真撮影
13:00 車内でごはん
14:00 デュバルストリートを観光
19:00 RVパーク着
現地のストバスの子たちとバレーとバスケを楽しめた。一緒にバレー

day16

マイアミからアメリカ最南端のキーウエストへ。途中のセブンマイルブリッジのドライブがアメリカ横断の全ての道の中で一番テンション上がった。あそこをドライブデートに使えるマイアミ住民は贅沢すぎる。

写真では伝わらない、セブンマイルブリッジの魅力。。
最南端ポイントは激混みだったので、横のモニュメントで。
彼はジョジョのポージングらしい。
現地の子とバレー & バスケ対決

day17:3/24(金) キーウエスト▶オーランド

9:00 RVパーク発
14:00 ヌーディストビーチ着
体調やっぱなおってなかった。熱38度あるな。ちゃんとぶり返した。

day17

マイアミはあっち系のビーチがたくさん。開放的な人が多いのか、(差別的な意味は全くないが)ゲイの方もたくさんおり、たくさんナンパされた。

アジア系の若い人は子供みたいで好まれやすいらしい。平気で「僕のキャンピングカーの中を見に来てよ!」と誘われるので初めての方は注意。普通に危ないことに遭遇することもあると思う。

ビーチが気持ち良すぎた

day18:3/25(土) オーランド▶アトランタ

14:00 RVパーク着
19:00 はぁ?っていうゲーム始めた
Nはこのゲームをフルセット女の子としたらしい。絶対に無理。笑
21:00 キャンプファイヤーしながらチャーハン食べる。

day18
炎ってなんでこんなに心を落ち着かせるのだろうか

ここら辺はぶっ倒れてずっと運転席の上のベッドで寝ていたのでほとんど記録がありません。笑

day19:3/26(日) アトランタ▶ワシントン方向

10:09 RVパーク発
15:00 グレート・スモーキーマウンテンズ国立公園

day19
グレート・スモーキーマウンテンズ国立公園
 「町全体が遊園地」みたいな場所を通過

day20:3/27(月) ワシントン

14:00 ワシントン到着
ホワイトハウスなど
21:00 ワシントン郊外のRVパーク着

da20
「ワシントンっぽい」建物が多かった
ホワイトハウス?

Chill hill rv parkマジで良かった。丘の上にあるだけあって静かで落ち着いていた。夜景が綺麗なのも推しポイント。

day21:3/28(火) ワシントン▶ニューヨーク

ほぼフル移動。

ニューヨークのほとりの最終RVパークにて

day22:3/29(水) ニューヨーク滞在

11:00 RV返却
ついにキャンピングカーでのアメリカ横断&縦断旅が終了した。感慨深い。
11:30 将志とUberでみんなのキャリーケースをAirbnbまで運ぶ。予約してたエアビが3階部分で7人分の荷物を二人で運ぶのクソ大変だった。ただ空港の目の前で立地はめちゃめちゃ良い。
14:00 エアビでMとパスタランチ
明太子スパゲティマジでうまい。日本の味マジでうまい。
15:00 タクシーと地下鉄でマンハッタンへ
タイムズスクエア、スタバのお土産、LINEキャラの店、1ドルピザの店、エンパイアステートビルなどを観光。
19:00 Sleep no more

day22

Sleep no moreはメンバーの1人が熱狂的に希望して行った体験没入型のショーである。世界中からこれを体験しにNYに人が集まる、という事前情報に劣らず、あっという間の3時間だった。100ドル以上払う価値のある体験だったと心から確信できる。

ビルのなかの5フロアにある色んなコンセプトの部屋を演者が動きながらストーリーが進んでいくショーで、自分でどの演者に着いていくか選んで劇の部分部分を理解して行く主体的かつ飽きない体験が前衛的で面白かった。NYにいく人全員にオススメしている。次はもう少しマクベスの話を理解してからまたチャレンジしたい。


day23:3/30(木) ニューヨーク▶モントリオール

エアビよく眠れた!睡眠時間8.5h!睡眠はやっぱ大事。でもまだ眠いのは眠いな。疲れは溜まってる。笑
10:30 炊飯器返送&父さんにエアメール発送@郵便局
姫野さんに日本語ナビと炊飯器を返送し、人生初めての国際便、エアメールを父に送った。うまく届くといいな。あと何か手紙を送るって行為は手間がかかる分、愛を感じて好きかも。
13:00 NYの一蘭を味わう。
お昼時だったからか10人ほどの列が出来ておりとても繁盛していた。若干とんこつが薄いようにも感じたが問題なく美味しかった。久々に日本の食事を食べて感動した。日本食最高。日本食バンザイ。あんなに安くてどこに行っても美味しくて、種類も豊富にある日本とかいうユートピアがあるらしい。日本帰ったら食を味わい尽くす。
15:00 ウォール街▶シティーパーク▶メトロポリタン美術館
マンハッタン観光!ニューヨーク楽しかった!
21:15 搭乗
なにか機体のトラブル?みたいな事で最初搭乗した人が一回外に出されたりして搭乗に遅れ。搭乗した後も電気系統のトラブルで待たされて、結局1時間近く遅れ。この機体何かおかしい。エアカナダ怖い。笑 死にませんように。
無事離陸は成功し、コーヒーを飲みながら一安心。NYの夜景めっちゃ綺麗だった。こっちは22:30だけど東京は午前中の11:30なので、昼コーヒーを打ち込んであと10時間は寝ない!時差ボケ1日で治れ!笑

23:00 モントリオール空港着
意外とモントリオールは都会かもしれない。夜景きれい。

day23
22ドルするNYの一覧。染みた。。
なんでも高いNYだが、1ドルで食べれるピザもあった
ここが世界の中心らしい。知らんけど。
こういう写真撮影は後からお金請求されるので注意
世界どこでもスタバに入ると安心する病気(元パートナー)

day24:3/31(金) モントリオール▶ヴァンクーヴァー▶東京

深夜トランジットの待ち時間@モントリオール
カナダで有名らしいドーナツ屋「Tim Hortons」@バンクーバー

day25:4/1(土) ヴァンクーヴァー▶東京

東京に戻ってきた日は、打ち上げとして「串カツ田中」で日本食?を堪能して銀座湯で久しぶりの湯船を楽しみました。

銭湯ってすばらしい。風呂って素晴らしい。

そのあとは僕の家でオールでボドゲ。僕は体調が悪かったので早々にリタイアして寝ましたが、若いって素敵。てかみんな体力ありすぎ。

day26:4/2(日) 東京

オール明けには近所のラーメンを食べて解散しました。1ヶ月みんな本当にありがとう。忘れられない旅になりました。日本で普通に生きられることに感謝して、これからも7人それぞれの道で頑張っていこうな。

日本のラーメンに感激する一同

予算・費用

予算(計画時):7人合計合計329万円(一人当たり47万円)

大体の予算を下記に残しておく。

全体費用(7人で178万円、1人25万円ほど)
キャンピングカー(21泊22日):85万
ガソリン代:28万
RVパーク(21箇所):35万
NYのAirbnb2泊:4万
現地日本人スタッフ対応費用:3万
観光費:8万
移動費:4万(Uberなど)
食費:10万(全力で自炊!)
洗濯:1.5万
個別費用(1人あたり21.5万円ほど)
フライト代:17万
海外旅行保険:2万
SIM 30days:0.75万
アンテロープキャニオン入場料:0.9万
シルクドソレイユ鑑賞:1万

費用(実際にかかったお金):1人当たり約55万円

全て詳細に記録しているわけではないが、大きく変動したのは観光費と食費である。

予定では最安の想定で計画していたが、どうしても外食してしまったり追加の観光(発砲体験などが最たる例)をしてしまうのが大学生である。1ドル140円台の円安だったこともあり、1人あたり8万円ほど予算をオーバーした旅であった。

費用面の総括

それでも50万ちょっとで1ヶ月アメリカに滞在し、さらには西の端から東の端まで、南の端からNYまで楽しめたと考えれば、よく頑張った方ではないか。

まとめ

「もう一生できない」と言い切れる旅ができる、後悔のない挑戦ができた。自分1人だけであれば、挑戦的な旅や時間と体力がかかる旅もできるかもしれないが、こうやって若い体力のある仲間と異国の地を開拓できる機会はもうやってこない気がする。

またビジネスをやり切ったら、どこかのタイミングでまた旅に出れたらいいな。世界の全大陸を制覇したい。

人生は想い出作り。生きてるだけで、もうけもん。旅に限らずやるか迷ったらやる人生にしよう。

それではまた!




p.s. もし興味を持ってもらえたら、instagramのハイライトに旅の様子をday1からday30近くまでまとめているので、ぜひ見てみてください!



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やぶれん
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