2025年に流行する感染症
Column~№59
18日に神奈川県内で59歳の医師が電車内で咳をした男性に「これ以上咳をしたら殺す」とアイスピックのようなもので脅迫したとして逮捕された。この医師は「そのようなことはしていない」と容疑を否認しているという。
コロナ以降公共の場、特に電車内で咳き込むと周囲は非常に厳しい目で見ている。私は日頃マスクをしないが、車内ではマスクをするようにしている。と言うのも咳き込むことがあるとマスクをしているか否かで視線が違うような気がするからだ。特に今年はインフルエンザが猛威を振るっていることから非常に敏感な気がする。
以前はマスクをせずに車内で咳き込んでもそれ程厳しい視線は感じなかったが、メディアが騒ぎ始めてから視線が変わった気がする。咳き込んでいる人から席を立って離れる人を目にすることもあるが、受験生を抱えている家族からすれば自分が感染するわけにはいかない。したがって過剰な反応になるのも理解はできる。
ところで「SEERS(シアーズ)」という言葉をご存じだろうか。2025年に流行する感染症の名称である。コロナパンデミックの発生と対策を発表した「イベント201」というゲイツ財団やジョンズ・ホプキンス大学がこれを発表したのだが意外に知られていない。
インフルエンザの流行で友人と会話した際にいろいろな方にこの話をしているのだが、誰も知っている方がいないのでコラムで書くことにした。詳細はネットなどで情報を検索していただいた方が良いと思うのでここでの掲載は割愛させていただこうと思う。
私がここでお話ししたいのは、医師が車内で事件を起こすほどに過敏な世の中でありながら、このような情報が知られていないことへの疑問である。やはり陰謀論的な話になるため関心がないのか、日本人は積極的に情報を欲する行動を採らないのか。どちらにしても信じるかどうかではなく「そんな話もある」と知識として得ることが重要だと思っている。
いろいろな陰謀論のような情報が流れているが、私は「煙のないところには」とは言わないまでも陰謀論として決めつけて情報を排除するのは良くないと思っている。メディアが報じるニュースはその起きていること自体は事実だが、それが正しいのかは別の問題だと思っている。テレビで言えば放送の尺(時間)があり、新聞で言えば紙面の量は決まっている。メディアが噓を報じているとは言わないがすべてを報じているわけではない。したがってメディア情報だけでなく自身でも情報を検証する必要があると思う。