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「saiはだれだ」

第十六局 「saiはだれだ」
第十七局 「追憶の一局」
第十八局 「アキラ対sai」
第四十九局 「捨て身の一局」
第五十五局 「sai VS toya koyo」
第五十六局 「千年の答え」


あらすじ

第十六局  「saiはだれだ」
2002年1月30日

「sai」の登録名で連勝する謎の棋士の登場で、ネット碁界の噂はsai一色となる。そんな中、プロ試験に臨んでいる院生の和谷も、saiと対局しその圧倒的な強さに興味を持った一人だった。世界中の棋士がネットに潜む最強の棋士saiの正体に関心を持つ中、国際アマカップが真夏の日本で開催された!

第十七局  「追憶の一局」
2002年2月6日

ネットに潜む最強の棋士saiの話題でもちきりの国際アマカップ。それは会場を訪れていたアキラの耳にも届く。そんな中、「saiは子供なのではないか?」と切り出す和谷。その言葉に一瞬ヒカルを思い浮かべるアキラだが、中学囲碁大会でのヒカルの実力に、自らを諭すようにそれを否定する。しかし会場でsaiとの対局を試みることになったアキラは、saiの繰り出す一手一手に驚愕する。

第十八局 「アキラ対sai 」
2002年2月13日

saiとアキラとの再度の対局が始まった。ネットを通じて伝わるsaiの強さにアキラはじりじりと押されていく。そんな中、saiの一手にハッとするアキラ。一瞬、画面の向こうにヒカルが見えた!?しかし、ヒカルのはずはない。では誰なのか?やがて、saiが放った急所を衝く一手に、アキラ投了の文字が画面に映し出され……。

第四十九局  「捨て身の一局」
2002年9月18日

ついに始まったヒカル対塔矢名人の新初段シリーズ。15目という仮のハンデを課すことでこの対局を佐為に打たせることにしたヒカル。しかし、無茶とも思えるハンデのためまともな打ち回しはできず、一手目から20分もの持ち時間を使うヒカルに周囲は驚きを隠せない。そんな中、ヒカルは佐為に従い序盤から積極的に戦いを仕掛けていく。そうでもしなければ勝機はないのだ。複雑な戦いに誘い込もうとする佐為の思惑に、果たして塔矢名人は!?

第五十五局  「sai VS toya koyo 」
2002年10月30日

ついに佐為対塔矢行洋のネット碁対局が始まった。だがヒカルは、塔矢名人の「負けたら引退する」という言葉に動揺を隠せない。一方、和谷をはじめ、ネット碁に興味を持つ各国の棋士達も、この「sai VS toya koyo」の一戦に注目していた。まだ始まったばかりのこの一局だったが、佐為と名人、お互いの気迫がぶつかりあう!!

第五十六局  「千年の答え」
2002年11月6日

sai VS toya koyoの緊迫したネット碁対局は進む。その対局を若手研究会のアパートでネット観戦していたアキラは、なぜ父がsaiと打っているかという疑問を抱く。この対局が事前に約束されていたことから、父がsaiと会っていたのではないかという考えに行き着いたアキラは、ヒカルが病院へ見舞いに来ていたことを思い出し……。


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