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ミスジ四兄弟 #写真日記(2024年10月)
ミスジチョウの仲間4種は、私の住む東京都に全て棲息しています。東京都内でないものの、今年の夏に初めてオオミスジを見て、ミスジ四兄弟をコンプリートしました。普通の人からすれば、同じ蝶といっていいぐらいの4種なのに、生活、幼虫の食草が違って面白いので、まとめます。
コミスジ:
春から秋まで長い間、東京都の全域、二十三区内でも見られる。ヒラッ・ヒラッと独特な飛び方をするので、覚えれば、遠くからでも判別できる。幼虫の食草はクズ、ハギなどの豆科。
ミスジチョウ:
初夏の一時期、多摩地区の里から西側で見られるが、注意しないと見つけられない。幼虫の食草はカエデの木。
ホシミスジ:
初夏の一時期、多摩の里でも見られるようになった。分布の拡大:人為的なのか、自然なのかは議論があるよう。幼虫の食草はコデマリ、ユキヤナギなど。先日、今森光彦さんの写真展を東京都写真美術館に見に行って、滋賀県でも棲息域が広がっていることを知った。
オオミスジ:
初夏の一時期、奥多摩だけで見られる。四種の中で一番見るのが難しい。幼虫の食草はウメ、スモモ、アンズなどバラ科。山に住む種なのに、食草が栽培種と不思議な生態。
写真の撮影場所
写真1 コミスジ:東京都八王子市
写真2 ミスジチョウ:東京都多摩市
写真3 ホシミスジ:東京都三鷹市
写真4 オオミスジ:福島県下郷町
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