養蚕農家みたいなこと
姫路に訪れてみて、姫路城の立つ姫山の逸話を知りました。
国造りの神オオクニヌシと、火明命(ほあかりのみこと)のお話です。
気性の荒い火明命はオオクニヌシの船をひっくり返してしまいます。
この時、「琴」や「箱」や「梳匣(くしげ)」などの船の積み荷が落ちたところが、十四の丘になりました。
その中の(ひめこ)蚕子が落ちたところが日女道丘(ひめじおか)・今の姫山、姫路城が立っている山だそう。
姫路の姫は、蚕のことみたい!
蚕の路だわ!
蚕は、幼虫から成虫になる途中で絹糸の元を作るから、創る者としてはそりゃもう師匠みたいなものです♡
私がしたいのって、養蚕のようなことかもしれない。とふと思いつきました!
もちろん養うっていうのはそのままの意味ではないけど、
創る人の作りやすい環境を整えたいっていう意味では、養蚕農家と同じ視点に立っている気がします。
養蚕農家の方々は、おかいこさん、おかいこさま、って大切にするらしい。
私も、
創る人が楽しんでいるかな、
満たされているかな、
作っていて幸せかなっていつも気にしています。
幸せで満ち足りた気持ちで作られた物は出来上がりが本当に素晴らしいんです❤️
蚕は、桑の葉をお腹いっぱいに食べてぬくぬくしたところで大切に育てられて、やっと絹糸をはきだします。
クワの葉に含まれるタンパク質を消化・吸収してから、絹糸腺の中でフィブロインにつくり替えるんです。
本当にハンドメイド作家みたいなものだわ!
#YABOUWORKERS
#dollcoutureMOND
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