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2023年ヤボシキイコンテンツまとめ

ヘンティカンヘンタイ!ヤボシキイです(ヘンティカンヘンタイを使ってるのってもう世界でおれしかいないかな?)
2021年もやったんですが、2023年に制作した作品とかについて思い出しつつ描いていこうかなと思います。
2023年はイラスト本関連が多かった。
ノベルゲーム?ノベルゲームのことは考えていますよ。生活の中でほんの一瞬心が離れた時以外はノベルゲームのこと考えてますよ。
シンセティックガールをよろしくね。

・SAD SONG 2023 Spring/Summer Collection ルックブック

架空のファッションブランドである「SAD SONG」の23年春夏コレクションのルックブック、という想定のイラスト本。
天使が着る衣服という設定で、モデルは全員天使。
背中に翼を通したりする用の穴がある「WING LOOP JACKET」とかがブランドの顔のアイテム。みたいな。
一次創作のフルカラーイラスト本ですね。3年間ほど人生ふらふらしていて、3月に正社員として社会復帰したんですか、その前に一冊作るか〜と思って2月コミティア用に作りました。
SAD SONG自体は数年前からちょこちょこ更新してた創作イラストのシリーズで、自分が好きなアウトドア系とデザイナーズの中間みたいなデザインの服を多く描いてます。
ちゃんと入稿して同人誌を作ったのは初めてだったんですけど、graphicのpdf入稿は意外とめっちゃ簡単だったりとか、在庫抱えて当日どのくらい売れるか不安に思う気持ちだとか色々知れる機会になりました。
2ヶ月に一回DJパーティやらせてもらってる渋谷のAnother DimensionというDJ BARのカウンターにしばらく置かせてもらって、いろんな人に見てもらえて嬉しかったです!

・ブルーアーカイブスニーカーイラスト集


人気ソーシャルゲームブルーアーカイブのキャラクターにさまざまなスニーカーを履かせたイラストとそのスニーカーに対する簡単なレビューが載ったイラスト本。
ブルアカについては、あんま真面目にやってるわけじゃないんですけど好きなキャラが何人かいたりとか、キャラクターたちのファッションも良くて彼女らに好きなスニーカー履かせたら楽しいだろうな〜という気持ちで作りました。
後述のKeyコーヒー本と併せて夏コミで頒布しました。
作ると決めてからは熱に浮かされるようにブルアカのキャラ描いてました。今見てもまあまあの量があった。
数年前にありんこさんという方が主催されていたシャニマスのスニーカー本に参加したことがあって、その時にイラストの寄稿とスニーカーレビューを担当して 今でもたまに見返して良い本だな〜ってなってたんですが。その時みたいな感じをまた経験したくて企画して、ゲストイラストとかもいろんな人に参加してもらいました。
めちゃくちゃいいイラストが集まってかなりいい感じだったんですが、シャニマススニーカー本の時の主催はデザインが本業で、自分はあげるだけあげてやってもらうという立場だったんですが、人に寄稿してもらって自分で入稿データを作る時の強烈な緊張感がかな〜りキツくておもんなかったです。
まあでも見返すと、自分の緩すぎるスニーカーレビューとかも抜け感あっておもろいし、ゲストイラストが最高すぎて良い本になったなと思いました。
イラストも寄稿してくれたふじなりさんに応援してもらったのと、ブルアカの資料集貸してくれた初雪緑茶先輩にはめちゃ感謝です!
夏コミに出したんですけど、日付がソシャゲの日じゃなかったとか島から離れてたとかも多分あって、あんまし売れなかったです。己の力不足を感じました。

・プチフラ Key×coffeeらくがき本

表紙のイラストはp-honeさん


いつも寄稿してるhighlandさん主催のKey評論系サークルLittle Fragmentsの夏コミ新刊で出したコピー本。今年のKeyのエイプリルフールのKeyコーヒーコラボをテーマにしたらくがき本です。
ここ数年間精力的に活動してたサークルなんですが、今年はhighlandさんがボカロ評論本『ボーカロイド文化の現在地』という超大プロジェクトを企画していたため新作の制作が難しそうでした。代わりに自分が主導でらくがき本でも出そうという話になり編集を手伝ったのがことの顛末です。
結局自分主導といっても、互いに半々くらいずつ声かけあったので共同主催くらいの感じにはなったんですけど。
highlandさんとも長い期間一緒に本作ってるんですが、手を抜くのが苦手な人で、片手間で適当な同人誌作ってたはずのにいつのまにかボリューム増えて表紙もカラーになって・・・みたいなことが前から何度かありまして。『ボカ現』は規模的に失敗も許されないし、邪魔になったらいけないだろ!と思ってこっちからやります〜って言った気がします。『ボカ現』はせいぜいイラスト一枚描くくらいでしか手伝えないので・・・笑
凝り性で色々詰めちゃうhighlandさんは、色々適当に流しすぎてしまう自分とは対極で、だからこそ一緒にやる意味あるな〜と思っています。
内容はTwitterのフォロワーにてきとうでいいのでKeyのらくがきください!って声かけて集めるような感じで、自分が好きなゆるめの本にちゃんとなりました。遠峰一青さん(現:アニパラさん)という方が、ほとんど絡みがない状態で声かけさせていただいたのですが、背景付きの豪華イラストを2枚も寄稿していただけたのが印象深かったです。

・アリスニャットシング!


2023年に唯一リリースできたノベルゲーム。
内容としては、21年にリリースした『つくも3回サンク』の続編に当たる作品で、サークルの作品としては処女作にあたる『7Days』の次くらいにボリュームの少ない作品になりました。
フリーゲームでのリリースで、物語としての構造もかなり簡素で短いのですが、自分が前から入れ込みたいと思っていたアニメーションの表現をいくつか実装できたところが気に入っています。
ストーリーとかは自分がゲーム作ろうと思った1番のきっかけの『narcissu』の影響が色濃く出てるかな、と思ってます。自分のあんま明るくない家庭の状況が創作物の方まで影響及ぼしちゃったせいもあるんですけど。
23年は本当ならもう一本ゲームをリリースする予定でいて、そっちは友達のGasくんにシナリオ書いてもらってて、自分の生活とはあまり関係ない領域でやれると思ってたので 2本出してバランスを取ろうと思っていました。思ってただけですけど。まあそっちもすぐに出しますけど!
昔は想像もつかなかったんですけど、自分の内面の状況で「どうしても書いてしまう物語」というのがあって、『アリスニャ』は間違いなくそっちの作品。
どういうことかというと、辛さや悲しみを 作品としてアウトプットすることでどうにか役立てたりその事象の本質から逃げられたりしないか、というそういう逃避からの行動だと自分は思っていて。
別に自分は単なるアマチュアなんですが、いち創作者としては せっかくならそんな辛さや悲しみだけの作品よりは、自分の頭の中のもっと幻想的で好きな部分を出していけたらいいなあなんてこと考えていました。
『アリスニャ』がそういう作品でないからと言って、悪いとは全く思わないし、むしろよくこの形でアウトプットできたなと自分を褒めてあげたいところもあります。
そういえば『つくも3回サンク』は、当時自分の中で作る予定もなくてプロットもなかったのに急に湧いて出てきた話だったのというのを思い出していました。
『つく3』も、あの時の自分の状況の影響が出てはいるんですけど(病院にお見舞いいったりとか)とはいえ、話の根幹部分、願いを叶えてくれるきゅうすの妖精と出会うって部分は本当にある日急に思いついたもので。(まあ正直それも『サナララ』の設定の真似というとこはあるんですけど。)
『つく3』を作る前に本当はサークル二作目は別で考えていて、そっちはシナリオも全部書き終わったのにまるでダメだと感じてボツにしたんですけど。
その時にすでに『少女琥珀』のプロットはあったので、なんで『つくも3回サンク』みたいな作品がそこで急に作れたのは自分でも謎です。
シンセティックガールの中で1番評判いいのも『つく3』だし。(自分の中では、つく3が必ずしも「書かなきゃいけない物語」ではなかったから、みんなから褒めてもらうような身軽さを持った作品になったのかな、とか思ってます)
とはいえ、『アリスニャ』はシンセティックガール代表作『つく3』からの連続性の作品としても、単体と見ても 結構良くできたんじゃないかなって思ってます。
シンセティックガール初のフリーソフトなので、まだシンセティックガールのゲーム読んだことない人も、ぜひ読んでみてほしいです。1時間くらいで終わるっぽいので。

・だつりょくけいらくがきごうどう ねこのくすり


12月のコミティアにどう考えても新作ゲーム間に合わないなと思って慌てて用意したコピー本。
内容は自分が作ったオリキャラ「根古野くすり」のイラストと、それ以外の全てのイラストが載ったらくがき本(?)。
企画から本当に1ヶ月くらいでやりました。フォロワーの皆さんのおかげでかなり充実した内容に。
絵が大好きな絵描き友達の司くんと、自分が大ファンの漫画描きの8:45さんの原稿はどうしてもほしいなと思ってこっちから打診した気がします。あとの人たちはみんな参加表明してくれた方で、なんというか 有難いことです。本当に。
おれなんかのためにね。
ありがとう。それだけです。
普段、Twitterでいいね飛ばしあってるだけのフォロワーさんの絵がコピー本であっても、本の形で自分のイラストと並ぶっていうのは思った以上に幸せなことでした。
この本の入稿データが完成した時すごく嬉しい気持ちになったので、それでvol.2とか作ってシリーズ化しようかなあ みたいなことも考えてDiscordサーバも作りました。
参加したい人いたらヤボシキに連絡ください。別に絵が上手じゃなくても、文章とかでも大丈夫なので。
自分の中でつまらないものになるまでは続けて出そっかなって思ってます。

・なとりさんぽ


年末の冬コミでhighlandさんのスペースに委託させてもらった名取さなイラスト本。
11月くらいから狂ったように名取さなさんの二次創作イラストを描いていたおれなんですが、理由は自分でもよく わかりません・・・。
名取さなさん自体はもともと曲がめちゃくちゃ好きで、2022年に1番聞いた曲が名取さなさんの曲だったりとかもあるし、キャラデザも好きでした。良すぎて、憧れというか半ば嫉妬のような感情を当ててた時期もあって、その時はTwitterで「名取さなのライバルになって認められたい」みたいな妄言を投稿してました笑。
二次創作イラストを本格的に書き始めたのは今年あったドン・キホーテコラボの時で、その時に なんとなくこの人(名取さな)ってほんとうに良いなあ・・・というような気持ちになってドンペンくんといる絵を描いたりしたら、せんせえ方とそれ以外の人たちにも結構いいねしてもらえたりして、なんか味を占める形で続けてイラスト投稿して・・・ってやってたら気づいたら50枚くらいイラスト溜まってたので(そんなことある?)まとめてイラスト本にしました。
写真を加工した背景にキャラを書き込むのはシンセティックガールで作ってるゲームと概ね画法は同じで、その表現の練度を上げるために継続的にそういうイラスト描きたかったというのもあります。それにあたって、何か特定のキャラクターを描き続けるというのは都合が良かったんですね。
毎日違うキャラクターの絵を描くというのはとても大変なことで、一個のキャラクターをずっと描く方がはるかに楽なんですよね。
要は、格ゲーで言ったら毎日自キャラ変えるようなもんなんで。
筒井ついとかいうフェイクVtuberが毎日更新されてるのもそういう部分があって、毎日更新のコツっていうのはただただ楽する方法探してくのに近いです笑。気合いとか根性とか意志とかはそこまで関係ないですね。
絵の毎日投稿には自信ありなので、コツ聞きたい人はぜひ連絡ください。役に立つかはわからないですが。
まあとにかく。祈っています。彼女に。
身勝手なことばかりしていて、ごめんなさいという気持ちもあるので(彼女に伝わるよしもないし必要もないけど)
なんらかの形で彼女に返せたらいいなと思ってます。
それがなんなのかはわからないですが。シンプルにスーパーチャットとかかもしれないですが(悲しいね、バナージ・・・)

・ということで
2023年は自分的にはひたすら同人誌作ってる年でした!
ラップとかも地味に活動続けてて、月一くらいでライブもしてるんですけど まとまった形での音源は出せず・・・。SATUGAIZ(サツガイズ)ってユニットで新曲作りまくってるんで、まあ待っててください。関東圏の人はたまにライブとかみにきてくれると嬉しいです。
あと隔月でTIMELINE STREETっていうDJパーティもやってて、そっちはライブペイントの枠があってスケボーのデッキに絵を描いてるのが生で見れたりするので、興味ある人はぜひきてほしいです。
24年は、ノベルゲーム制作にしっかり向き合って、自分の中でどうしても作らなくてはいけない作品、心から作りたいと思う作品、まだ自分でも想像しきれていない何か、全部作っていきたいと思います。
応援してね。
それでは つくものつくもの〜☆

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