がんばれ

Yahoo Newsで面白い記事があったので意見したいと思います。

自分もがんばれがんばれ言われるのはしんどいし、辛かったら頑張らなくていいんだよという派です。

ただ、頑張るとそれなりにいいことがある可能性が上がります。それと何でも一貫性を持つ必要は全くないと思います。このことは頑張る、このことは頑張らない、人生白か黒かじゃないから何でも一辺倒ではないです。

うちの子供たちに限らず人生損得勘定で考える人が増えているように思います。でまあ頑張った方がいいことが多いわけですが必ずしもそれが報われるとは限らず、頑張らないことの方が結果としていい、ということもあります。頑張ったから悪い結果になったわけではなく、頑張る方向性、対象を間違えたから頑張った分損したということになるわけです。

自分の子供に関しては勉強のことより学校生活が楽しいかどうか、を常に会話を持ってきました。勉強はそれこそ頑張ればそれなりに成果は出る。しかしその他のところは一口に言えないところが多いです。学校行きたくない、辛いと思ったことは自分でもありました。子供たちがそう思ってたらなるべく辛さを軽くするか、辛さを上回る楽しいことを見つけるように仕向けようと思ってましたが、幸いそれを心配するようなことは今のところ起きてないようです。親に言ってないだけかもしれませんが。

一口に頑張れば得、頑張らなくては損という問題ではないけど、何に対しても頑張らずに一生を過ごすというのはやはりつまらない人生だと思います。面白い、興味あることに対しては一所懸命にやる、時には辛いけど頑張る、というのがいいと思うのです。あまり見返りは考えない方がいいけど、本当に辛い時は考えてもいいし逃げてもいいと思います。

振り返って自分の人生。前まで書いてた小・中・高校時代は部活は頑張ったけど限界には全く遠い。受験勉強は頑張ったけど高校受験に対しては頑張りが足りなかったように思うし、大学は推薦で死ぬほど頑張ったけど期間が短いからできたこと。浪人したとしてあの勉強量の日々は続かなかったでしょう。まあ運が良かった。

しかるに大学時代はもっと勉強を頑張っておかなくてはいけなかったと思います。社会人になってからは頑張りが足りなかったのは事実だけどさほど悔いはないです。就職先が相性が良くなかったし、大学時代に教養の幅を広げておけば自分が入社した会社、業界ではなく別の世界に行こうとも考えられたし、その世界だったら頑張れたと思います。頑張れるかどうかは環境が大きくものを言うと思います。

まあブラックでなくてラッキーでしたが。ただ自分が若い頃はブラック企業という名前はなく、過酷な労働、違法な労働時間、残業なんてのは当たり前だったので相対的にみてブラックでなかっただけで、職場に対する不満も相当なものでした。だけど親友とも言える高校の部活の後輩はもっと酷くてあまり慰めの言葉もかけられませんでした。

駄文を重ねてきましたが、頑張れる何かを見つけて頑張ると人生が楽しくなると思います。その何かを見つけるというのは毎日そこそこ充実した日々を送ってないと出来ないと思うのでのんべんだらりんとゲームや漫画を読むだけでなく、いろいろな経験を積み重ねるべきだと思います。

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