yabesoy
現代美術家YABESOY(やあべそい)による空き家に関わる企画・作品群のプロセスを紹介しています。本マガジンでは主に2020年10月実施予定の逗子アートフェスティバル(通称:ZAF2020)にて発表した「空き家おくりびと」「森川器店」を扱っています。
はじめまして。 現代美術家のYABESOY(やあべそい)です。 絵を描いたり、空間作品を作り、発表しています。 最後にプロフィールいれますのでよかったらごらんください。 ウェブサイトがあるなか、noteをスタートしたのは以下の理由からです。 1.現在参加中のアートプロジェクトでnoteの使用の推奨があった 2.自サイトでのテキストコンテンツはhtml手打ちが億劫で更新滞りがち 元々のサイトとの住み分けとかそうすればいいのかな悩みつつ、 まずは「気軽に更新」を最優先にした
栃木県足利市で開催の「アシカガアートクロス」に招聘いただきまして、新作インスタレーション《眠れ、いまはいと安けき》を展示中です。 会期:2023年5/13土〜28日10~17時 会場:旧木村浅七邸(栃木県足利市助戸仲町453。検索の際は「助戸公民館」が便利) アートクロスinsta 作品コンセプト〈この街を見守ってきたモノに対する、敬意と労い〉 今回、作品発表をさせていただく場所は産業都市として知られる足利市だ。足利市は時代のニーズを読み取り柔軟にスタイルを変化してきた
お久しぶりです。投稿をお休みしていた間、引っ越しをしました。念願のアトリエ付きの1軒家を購入。制作と生活が一つにまとまりました。 新しい家は中古をリノベーションした家です。リノベーションと聞くと、天井からハンモックがぶら下がってたり、床がヘリンボーンだったりといった偏った印象が強いかもしれませんがそんなことないことを伝えたく、久々の更新なのです。 この家は私達が3代目のオーナーで、初代の方はバブル期にこの家を建てました。お金がかかっているのと景気がよかったのか、とてもしつ
この記事で松浦弥太郎さんの本『センス入門』の読書感想文を書いた。 そもそもなんで図書館でこの本を手に取ったかというのは こちらの記事にあるように、著者の初監督映画の上映ポスターを見かけたからそれに影響されてであろうと推測している。 意識していなくても情報に影響って受けるよねという話なんだけど、もうひとつ理由がある。 それは図書館での置かれ方。 なんにも考えずに館内の端から端までぶらぶらブラウジングをするのも好きなのだけれど、 静寂の場・図書館にいつ泣き出すかわからない赤子を
この記事で、松浦弥太郎さんの本をふと借りたことについて書いたので読書感想文。 著者:松浦弥太郎 出版年月:2013.2 書名:『センス入門』 出版社:筑摩書房 エッセイには、1 どうしようもないもの、2 グイグイと世界観へ引き込んでくるもの、3 こちらに語りかけてくるもの(3-1 不特定多数へ語る、3-2 私に向けて、対話する)の最低でも4種類があると思っている。 松浦弥太郎さんが紡ぐ文章の多くは「3-2 私に向けて、対話する」に属しているのではなかろうかと常々思ってい
2021年5月に産んだ息子もまもなく10ヶ月になる。 保育園で困らないよう1日1回哺乳瓶でミルクを飲む他は母乳で育っていた乳児も、もう1日3回もご飯を食べている。 ヒヤヒヤすることは増えてきたが、"赤ちゃんらしい手間"が少しずつかからなくなってきたのだ。 少しくらいは夫に任せてでかけてもいい気がする。 一人で映画館や美術館、ギャラリーに行き、ハッとする瞬間がたまらなく好きだ。 脳にシワが入るのではなく、体を巡る血の温度が一瞬上がるようなかんじ。 自分の創作や生き方の刺激にな
9/19から茨城県ひたちなか市でスタートした芸術祭、「みなとメディアミュージアム」に参加している。 11/28まで展示中。 もう始まっているのである。 いつもそうなのだ、きちんと告知すべきとわかっているのにそういうことを忘れてしまうのだ。自己プロデュース能力がないのだ。 このご時世なので、スタッフさんが常駐する必要性のある展示は現時点では無しで私含め3作品のみ展開中。 私の作品「空き家おくりびと みなとの電車編」は運行中の鉄道を利用する作品でスタッフ監視はもともと不要だった
はやいもので5月に産んだ子がもう4ヶ月になっている。 あまり手のかからない子なのか、私が鈍感(神経質だけど根は非常に鈍感かつズボラである)なのか展示や制作もなんとかこなせている(もう開始している展示のこと書かねば。こういうのすぐ忘れてしまうところがいけません)日々である。 育児中のくせに欲張って絵なんかを描いているから、毎日バタバタで、気づけば4ヶ月といったところだ。 そんな中、4ヶ月検診にて「もうすぐ離乳食ですね」なんて言われたからびっくりである。 そうか、食べ物か。 飲
前回の記事で作品の趣旨についてご紹介しましたが、なぜ地域性を考慮する中で、舞台を「ひたちなか海浜鉄道」にしたのかを伝えます。そのために、まずはひたちなか海浜鉄道について、公式サイトと、5月下旬に同社の吉田社長から伺ったお話を参考に簡単にご紹介しますね。 まずこの鉄道は自治体である「ひたちなか市」と民間企業「茨城交通」による第三セクター方式の鉄道事業者です。一番最初から第三セクターだったわけではありません。 江戸時代より那珂湊は、東北からの荷揚げを行うなど関東ー東北の交流地
制作協力お願いのおしらせです。 こちらの画像記事でもさくっと紹介していますが、ひたちなか市の空き家にあるお人形を集めています。 今年の8月末から9月上旬、茨城県ひたちなか市那珂湊地区を中心に開催する地域芸術祭・MMMこと「みなとメディアミュージアム」で展示をします。作品制作にあたり、ひたちなか市の空き家にある人形が必要なんです。 まずは展示内容についてご紹介します。 今回の展示について 那珂湊は大洗のちょっと北にあり、おさかな市場が有名です。 ひたちなか市を走る電車
妊娠期間中、心がけて良かったことを紹介する。 それは「ネット検索を避ける」と「情報収集は夫に任せる」である。 突然だが、下記は私のアート・ステートメントだ。 ■「なんで?」と向き合い、開放する 検索すれば簡単に答えが出るけれど、 そう簡単に答えの出ないことが 世の中にはたくさんある。 観察して、調べて、考えて。 しつこく向き合えば向き合うほどわからなくなる。 そんな、頭でっかちになっているときに、 ふと、手がおしゃべりをしたがったり、 体が特定の空間に滞在することを
前回の投稿では秋にある逗子での展示の話をしたけれど、直近の展示は8月下旬より茨城県ひたちなか市で行われる。 絵ではなくインスタレーションなので現地の視察やら会場の採寸などが欠かせない。なのに、今の所、現地訪問ゼロなのである。コロナや妊娠出産でタイミングをことごとく逃してきたのだが、開催1ヶ月前にしてようやく現地にいけることになった! 日帰りで採寸や下見などをし、戻ってきたら パーツをアトリエで制作。回帰直前に現地入りし、1日で設営・展示を終え戻ります。 事務局の方々のお
ご無沙汰しております。 無事5月に出産を、6月に里帰りを終え家に戻ってきました。 実家であてがってもらった和室が全然Wi-Fi飛んでこなかったというのもあるけれど、赤ちゃんのお世話でバタバタ、もしくは休めるときは休まないとしんどいという状態だったのでノートPC、開くのとんと久しぶりです。(ついでに久々に公式サイトも更新したので見てくださいね) 今は赤ちゃんの生活リズムも落ち着いていたところです。 妊娠中・出産・育児でしんどかった時期があるのですが「そんなこともあったかもしれ
この記事に経緯を書いているけれど日々の創作のこととか生活のことをA5の紙ノートに書く&ノートの冒頭に目標を書き、振り返るのが私の習慣である。 2020年10月26日から使用しているノートには「創作編」「暮らし編」「自分みがき編」「強くなる編」の4つがある。これまで、課題の多い「創作編」と、割と成績優秀な「暮らし編」を更新してきた。第三回目となる本記事では「自分みがき編」の振り返りを本記事で行う。 △や✕の中で習慣化しなかったものや○のなかでもあやしいものは次のノートに引き継
この記事に経緯を書いているけれど、日々の創作のこととか生活のことをA5の紙ノートに書く&ノートの冒頭に目標を書き、振り返るのが私の習慣である。 2020年10月26日から使用しているノートには「創作編」「暮らし編」「自分みがき編」「強くなる編」の4つがあるが、本記事では 「暮らし編」の振り返りを本記事で行う。 △や✕の中で習慣化しなかったものや○のなかでもあやしいものは次のノートに引き継ぐ。続けなくていいかなと思ったものは「不」と表記 ◆暮らし編 (達成状況記号○△✕/内