建築探訪：長野県立美術館

建物もさることながら沢山の「場」が設けられた秀逸なランドスケープデザイン。

本館のガラスに映る周辺の山々

入り口に貼ると切り取られた圧巻の風景、外部の景色を屋内に入れ込んだ感じ

建物内部外部の階段のレベルが全く同じにしてあり、境界が曖昧で面白い。

絶えず水の音のするスペースこの広場も数段上がっており広い階段が腰掛けになりそう。

さらに上に行くとここにも水の流れる空間が、実は上と下の水はこのデッキの下を流れていっているのでなんとなく涼しい。ここをつたって別館に行くこともできるし、内部のガラスの回廊を通っていくこともできる造りに。

本館と別館入り口、別館のガルバリウムの外壁は縦筋の幅と形状が変えてあり、光の当たり方で何とも立体的で光のあたり加減で違う表情を見せる設に。

別館側のガルバリウム色は同じだが印象が違う。

この大きなハサードの下の椅子に座ると眼下に善光寺が見える
次回はぜひここで食事がしたい。

蹴込み部分はステンレスでシャープにサイドに砂利。

鋭角に打たれてたコンクリートがメチャメチャシャープ

傾斜を利用したベンチ、幅広階段兼用のベンチ

多目的に使えそうなベンチとテーブル

噴水になったり霧になったり、数分ごとに表情を変える噴水、奥にはパーゴラと木の椅子

両側を鉄板で支えているスケルトンベンチそよ風が気持ちよくて眠くなります

水の音のする広場はライブなどできそう

噴水の周りに日陰になる向かい合わせののベンチ、散歩の休憩に水遊びの子供を見守るスペースになっていました、これも風が通って気持ち良い場所

無機質なデザインに合わせたシンプルで潔い形のベンチ

木のベンチとシルエットは同じだけど網状のベンチ、これは濡れていても座れて便利そう、コンクリート打ちっぱなしの壁にピッタリ、こちら側はスチールで統一、この壁の裏面は骨組みが同じで垂木は無垢の木でベンチもあわせて無垢の木、ぬかりがないなぁ

夕日が反射するメインゲート、次回はゆっくり来たい、ライトアップも見たかった。