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我が家の節分
これは少し前のお話。
夕食の食卓にキュウリの細巻き(かっぱ巻き)がワンパック。
もちろん他にもおかずは並んでいるのだが、なぜか寿司は少しだけ。
え?3人で寿司がこれだけ・・?
私の怪訝そうな表情に気がついた妻が、
「もう売り切れちゃって、これだけしかなったの」
いや、別にいいんだけど・・なんで寿司にこだわったのかなと思って。
「みんな買いに来るのわかってるんだから、もっと作ればいいのにね、巻き寿司」
それを聞いていた娘、「節分は明日だよ」
という、信じられない会話が我が家で交わされたのが2月2日の夜。
テーブルの上に、誰にも気づかれずに放置されたままの豆の袋を見つけたのが2月4日の朝。
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そして今年。
「今晩は巻き寿司だよ。今年の恵方はどっちだっけ?」と妻に問われた娘。
「節分は昨日だよ」
「え? 今日は 3日だよね」
「今年の節分は 2日なの」
「なんで? いつ決まったの?」
などという会話が交わされる 2月3日の朝。
どうも我が家は節分に対する思い入れが少々希薄なような気がする。