コテンラジオがおもしろすぎる!!
今年一番はまったのがボーダレス・ジャパンとその代表である田口さんなのですが、その次にはまったのがコテンラジオ。
と言っても、聴きはじめたのが12月からなので、ハマった歴はまだまだですし、シリーズ20のうち10までしか聴いていないので、語るのもおこがましいのですが、それでも湧き上がる衝動を抑えきれず、なんでこんなにおもしろいのか考えてみました。
1.株式会社コテンの深井さん、ヤンヤンさんの歴史に対する造詣が深すぎる
歴史系Podcastだけあって、当然コンテンツは歴史。歴史のデータベース化をビジネスにされているコテンのお二方はさすがに歴史に対する知識の厚み、解釈(対比)の幅広さ、向き合い方がすごすぎる。
私は日本史&中国古代~三国志オタクなのですが、知ってる内容でも十二分に楽しめる面白さ。「吉田松陰」「諸葛孔明」「始皇帝」「墨子」「韓非子」は知ってる内容ですが、数冊かじっただけの私の知識とは全くレベルの違う厚みで語られるので、圧倒されます。
2.歴史弱者であるパーソナリティ樋口さんの的確なリード
歴史弱者(というか弱くはない。普通のひとのポジション)の樋口さんがポイントポイントで、普通の人の目線で的確な質問をしていくことでテンポよく話が前に進んでいくのがよき。
私は世界史は全く知らない(というかカタカナが読めない、覚えられないので、全然入り込めない)ので、「フランス革命」なんかほとんど知りませんでしたが、樋口さんのリードによって、なるほどなるほど、と理解が深まりました。
3.出来事、人物、さらには自分への客観的視点
コテンの二人は話す内容にほとんど主観を排除した話し方をされるので、非常にフラットな目線で聴ける。歴史を語る時はどうしても○○史観ってことになりやすいのだけど、そういうのを一切感じない。自分の価値観を押し付けないのがよき。
さらには樋口さんも含め、三人とも、自身を客観的に見ている人であるのがまた面白い。
今のところ、主観というか感情が乗ったのが番外編#02「今の時代になぜリベラルアーツが大切なのか?」くらいかな(笑)ちなみに私はこれを聴いていろいろ反省した。。。
4.深井さん、樋口さんの起業家目線
お二方とも自分でビジネスを立ち上げておられる方なので、組織論、人事論など起業家、経営者目線でのコメントも面白い。私も経営者の端くれなので、100%うなずけるコメントばかり。
さらにビジネス領域がソーシャル寄りなので、社長の熱意、ミッションの重要性、さらにそれだけだと社員がついてこれなくなる感など、これから起業を考える人たちへの道しるべになる内容も多い。
こちらに興味を持った方は、番外編#01「墨子」を聴くべし。(樋口さんおられませんが。)
5.圧倒的に分かりやすい言葉のチョイス
難しいことを小難しく語るのって簡単。相手を煙に巻くことも出来るし、質問にまともに答えないことも小難しく説明することでマスキング出来るのです。自分で分かってなくても、聞いたことをそのままアウトプットするとこうなり勝ち。あいまいなところも押し切れる。
でも、難しいことを簡単に分かりやすく説明するのって、すごく難しい。これは、ちゃんと自分で咀嚼して、分かりやすく再構成しないとダメ。あと、どこまで説明するかという線引きも重要。語りすぎると難しく、長くなるし、語らなさすぎると内容が薄く、また分かりづらくなる。
この説明するところ、分かりやすい言葉のチョイスが抜群のバランスです。深井さんがよく使う「ちょーぜつ」が自分の口癖になりつつあります。
6.それぞれのキャラクター
お三方それぞれ役割分担を定めたかのようにうまくキャラクターが立っている。たまに突っ走っちゃう樋口さんと常に沈着冷静深井さん、タイミングよく硬軟使い分けたコメントを置きにくるヤンヤン老師。
誰か一人かけても物足りなくなるこの感じ、最高です。
最後に
リスナーコミュニティの抽選、完全に見逃してて今年一の大後悔。。。
大金積んでもいいから、いれて~~
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