『八景店』-大分大学×深耶馬溪 vol.3
「深耶馬渓×大分大学」のNoteをご覧の皆さん、閲覧頂きありがとうございます!
今回の記事を担当いたします、大分大学経済学部3年 稲益千菜(イナマスチナ)と申します。
私が今回お邪魔したのは、「八景店(はっけいてん)」さんです!
【基本情報】
・営業時間 9:00~17:00
・連絡先 0979‐55‐2036
・おすすめメニュー そば饅頭・やまかけそば・とろろめし
店主は 相良貴進(たかのぶ)さん(左)。右隣に写るのが濱子(はまこ)さんで、家族2人で経営されています。お店は店主の祖父が開業し、今年で創業60周年。店主の貴進さんで3代目だそうです。
紅葉シーズン中以外でも、遠方から八景店さんを目的としてお客様がいらっしゃるそう。そういった方々の「開いててよかった!」「今年も来れてよかった」というお声を励みに、お店を経営されているそうです。
「自慢のそば饅頭、ぜひ八景店に食べに来てください!」とメッセージを頂きました☻
そんな相良さんのお店、八景店さんの目印は
「一目八景(ひとめはっけい)展望台」。
この一目八景展望台を正面にして立つと、右に見えるお店です。
中に入ると、柱に熊手やしゃもじなど、楽しい装飾がパッと目を引きます!
今はコロナウイルス対策の一環として、よく見える位置に消毒液が備え付けられています。
入り口の左手が厨房なので、お店の方との距離が近く、アットホームな雰囲気を感じました。
座席には、何と囲炉裏が!
この囲炉裏は、特に外国人観光客の方が「Japan!」と言って喜んでくださるそうです。
日本人の私達でも、今となってはなかなか見られないですよね!かなり秋も深まる紅葉シーズンには、寒い中お越しくださるお客様のために、実際に稼働させるそう!
席数は28席あり、店内は広め。ソーシャルディスタンスが保てるようになっています。
メニューと価格帯はこのような感じになっています。
店主のおすすめは、
主に「山かけそば」「とろろめし」「そばまんじゅう」の3つ。
①山かけそば 900円
②とろろめし 1100円
③そば饅頭 90円(1個)
ここでは、このおすすめメニューの3つを紹介していきます。
①山かけそば
基本、蕎麦の麺は店主の手打ち麺になっています。
店主によると、麺は湯がいた後、冷たい真水(山からの清水)ですすぐため、普通より麺が締まってもちもちした触感になるとか。お聞きした通り、麺の太さは他店さんと比べると少し太めで、弾力のある麺が食べ応えあり!お出汁は少し濃いめ。
また、とろろの山芋は近くでとれた新鮮なものが使用されているそう。このとろろが麺ととっても合います!!お好みでネギと柚子胡椒がトッピングして召し上がれ!
②そば饅頭
そば饅頭とは、そば粉を練りこんだ生地で作ったおまんじゅうのこと。深耶馬渓の各店舗で作り方が違うので、個性のある味わいが楽しめます。
その中でも、八景店さんのそば饅頭は、こだわりたくさん!まず、防腐剤を使っていない代わりに、そば粉に長芋が練りこんであるそう。このおかげで、時間がたっても、生地が乾燥してぱさぱさになることを防ぐことが出来るんだとか!また、あんこにもこだわりがあり、北海道から取り寄せた特上の小豆を使用しているそうです。写真だと一口サイズに見えて、実際はボリュームがあります!生地もあんこも密度が高くてぎっしり。あんこは粒あんなので甘さが控えめで、苦手な方でも食べやすくなっていると思います。
↑そば饅頭を丁寧に並べる店主。その表情は真剣そのものです。
③とろろめし
最後のメニューは「とろろめし」。その名の通り、炊き立てのご飯に粘り気が強いとろろをかけて、頂きます。自然薯独特の風味が鼻を抜け、出汁の濃いめの味も相まって、何杯でも食べられそうなお味でした!付け合わせのゼンマイやふき、しいたけも優しい甘辛さで、ご飯がとても進みました!
ご家族の温かい雰囲気あふれる八景店さんで、皆さんも深耶馬渓の景観と美味しいお料理に癒されませんか?
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