自己分析に意味はあるのか?
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
コーチのくまごろうです。
今回は自己分析についてつらつらと書いていこうと思います。
まず、自己分析が目的となっていないか?というのを自分に問いかけるところからすると良いと思います。
目的や方向性、指針もなく自己分析していると迷子になります。
もし目的や方向性や指針がまだないのだということであれば、自己分析よりも自己発見をしてみるといいんじゃないかなと思います。
自己発見をするためには、外部からの新しい刺激を入れるといいですし、何かに真摯に取り組み続けてみるというのが良いと思います。
旅に出たり、普段行かないようなレストランに行ってみたり、ずっと会っていなかった人と会ったり、
普段読まない本を読んでみたり、ずっとみたかった映画を見ることでもいいでしょう。
そういった新しい行動を起こしてみると、
自分が大切にしていることだったり、思考の癖だったり、いわゆる強みや弱みに気づいたり、発見できたりすることが多いです。
また何かに真摯に取り組み続けてみると、そこから自分が当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないということをふと瞬間に周りの人がフィードバックをくれたりすることもあります。
自己分析でぐるぐる頭の中だけで迷子になって行動しなくなってしまって自己発見ができなくなるくらいなら、自己分析を一旦やめて、自己発見してみるといいのではないでしょうか?
こんなことを書いていると自己分析っていらないの?って声も聞こえてきそうなので、補足をしたいと思います。
個人的な意見ですが、
先に目標となるゴールや理想状態を定めてから、現状との差分を分析する中で自己分析をするといいのかなと思っています。
このゴールや理想状態というのは、ふわっとしていても大丈夫ですが、具体的であればあるほど良いです。
ゴールや理想状態を具体的に目指そうとすればするほど、今の自分の何を強みとすればいいのか?何が弱いのか、何を身につける必要があるのか?が嫌でも明確になってきます。
取り止めのないことを言うと、理想状態と比較すると、ほとんど足りないものばかりになるので、この段階で自己分析をする意味はあまりないことがほとんどかもしれません。また、この差分に対して心が奮い立たないのであれば、別の小さいゴールや理想状態を設定し直すと良いです。
自己分析をした上で、今後のゴールや理想状態を考えたいんですという人もいますが、「今の自分」をベースとしてしまうことになるので、あまりうまく行かないことが多いんじゃないかなと思います。(自己分析をして、うまくゴールや理想状態を考えられる人たちはどちらかというと、十分に今まで努力をしたり、さまざまな刺激を受けたり、ある程度心の中で「こっちだ」と薄々思っている場合が多いのかなとも思います。)
実際に、昔面接をしていた時に、自己分析で迷子になりすぎている人がいて、途中で人生相談をしたこともありました。(この時の人は今までこういう相談ができる人がいなかったと、面接の途中から泣いていました。世の中の偉い人たちは、表面的な面接のテクニックや自己分析の仕方を教える前にもっとやることがあるんじゃないかと心から叫んだ瞬間でした。)
ということで、
春が来て、面接が増えてくる時期なので、
自己分析について思うことをつらつらと書いてみました。
こちらについてはまだまだ思うことがあるので、後日加筆修正していこうと思います。
ではでは
by コーチのくまごろう