#3【Cafe探訪】「%ARABICA京都嵐山」との共通点が見えてくる CAFE !N(台北)
「CAFE !N」の概要
林記牛肉麺でおいしいごはんを食べたあとは、
食後のコーヒーを飲みに近くの「CAFE !N」へ向かいます。
前回の林記牛肉麺の記事はこちら。
「CAFE !N」は、台北を中心に何店舗か展開している台湾のカフェで、運営元は「源友企業股份有限公司」。この企業は台湾で1/4以上のシェアを誇るロースター企業です。
そのため、コーヒー豆へのこだわりが非常に強く、バリスタチャンピオンとのコラボレーションによる高品質なコーヒー豆を使用しています。
コーヒー豆が欲しいので、私は台北に行くたびに購入しています。
そして提供されるドリンクも美味しいです。
私は特にラテ(世界冠軍拿鐵)が大好きです。
毎回、世界的アーティストとのコラボから目が離せない
「CAFE !N」では行くたびに異なる素敵なアーティストとコラボしているので、台北に来るたびにチェックが欠かせません。
例えば、オサムグッズとのコラボや、
リーバイスとのコラボ。
さらに、バットマンとのコラボもありました。
2025年1月に行ったときにはHappy New year。
訪れるたびにワクワクが止まりません!
シンプルな内装でファサードのアートが際立つ
店内はシンプルそのもの。
白を基調に、アクリルやモルタルなどを使って削ぎ落とされたデザインです。
アーティストとのコラボレーションを前提としているため、あえてシンプルな内装にしたのではないかと私は感じました。アートが際立つ空間が一層魅力的です。
「%ARABICA 京都嵐山」との共通点
実は「CAFE !N」の民權店は、「%ARABICA 京都嵐山」の設計を担当した台湾人デザイナーが手がけた店舗だそうです。(とはいえ、メインデザインは日本人デザイナーが担当したようですが)
そのため、雰囲気に共通点を感じました。
「%ARABICA 京都嵐山」は、そういえば商店建築に載ってたなあと思い、昔の雑誌を引っ張り出してきたら、2015年11月号に掲載されていました。
記事を読み返したところ、「%ARABICA 京都嵐山」のデザインポイントに「借景」というキーワードがありました。
嵐山の店舗は、全面ガラスから嵐山の景色を楽しめるような素敵な空間です。
一方、「CAFE !N」では、店内のアートを「借景」できるという点が共通しています。
「%ARABICA 京都嵐山」では四季折々の景色が楽しめるのに対し、「CAFE !N」ではアーティストが変わるたびに新しい景色を楽しむことができます。この発見に腑に落ちる感覚を覚えました。
発音不要の「!」で誰からも注目される
そして何より、「CAFE !N」のロゴマークが特徴的です。この「!」は発音を要せず、どの国でも注目を集める万能なマークです。シンプルでありながら、目を引くデザインはまさにシンプルイズベスト。
「%ARABICA」は「%」、そして「CAFE !N」は「!」。ロゴに共通点があるのも面白いところです。
台湾人が書く「!」が気になる
完全に余談ですが、私が出会った台湾人の方が書くびっくりマーク「!」って、
全員CAFE !Nのロゴの通り「さんかくとまる」なんですよね。
もうちょっとまるっぽくしてかわいく2本線をちょんちょんと引いてくれる人も。
でも日本人って、特に大人だと「線と点」の人が多いと思うんです。
小さい頃は私も「さんかくとまる」とかで描いてた気がするんですけど、いつの日かシンプルな「線と点」に変化していました。
「線と点」だと繁体字の字面に負けちゃうから「さんかくとまる」を使う人が多いのかな。理由があったら知りたいです。
まとめ
「CAFE !N」は、毎回異なるアーティストとのコラボを楽しめ、シンプルでありながら新しい刺激を与えてくれるカフェです。
店内の空間がコラボしたアートを引き立て、訪れるたびにワクワクが止まりません。値段もお手頃で入りやすいので、カフェ休憩にぴったりです。
私のおすすめは民權西路店。カップホルダーで作られた大きな「!」が飾られていて、非常に見応えがあります。
でもこの大きな「!」を見るたびに、私は「さんかくとまる」問題を思い出すのです。
長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。歩き疲れたときやお腹がいっぱいな時の休憩スポットにぜひ訪れてみてください。