私の欠点を見抜かれた話
私は、高校生デビューした過去があります。
中学校までは、"自称"優等生で成績も上の下くらいはあったと思います。
何かとクラスでは声を張るし、役職に着きたがる。
そんな私がいました。
高校入学が迫った私は、何を思ったか「ウェイウェイ 」やりたかったのでしょう。
これまでとは違った、空元気なキャラクターになりすましていました。
クラスの上層グループに属し、遊びに行ったりもしました。
部活では、さも"今までエリートでした"感を出した傲慢さを出していました。
本当、嫌な奴だなと思います(笑)。
さて、私が着飾っているのにいち早く気づいたのがH君です。
彼は部活の仲間で、帰り道が一緒のこともあり長く一緒にいました。
普段の様子では何も気づいていないように見えていて、私も"いつも通り"の態度で接していました。
部活内で私は、「甘いもの好き」として知れ渡るようになった合宿があったのですが、実際当時の私は甘いものより油ものが大好きでした。
しかし、ひょんなことから(たしか誰かのデザートまで食べた)私が「甘いものに目がない」と思われるようになりました。
別に、嫌いではないですし苦ではなかったのですが、どこかもやもやが自分の気持ちにありました。
私はそうして高校時代を過ごし、一浪してから大学に入学しました。
その浪人の間に、私は高校で仲の良かったH君たちと大阪へ旅行しました。
その旅行はとても有意義でした。
USJにも行ったし、梅田観光もしたし、たこ焼き、お好み焼き、美味でした。
そんな観光の最中でした。
グリコのあたりでお土産探ししていた時のこと。
甘いクッキーのお菓子の味見をしようとしていた私に、彼は一言こう言ったのです。
「もう、無理しなくてもいいんだよ」
私は驚いてH君の方を見ましたが、彼はすぐお土産選びに戻ってしまいました。
どこで気づいていたのかも、本当に何かに気づいていたのかもわかりません。
今でもその言葉の意味を、私は聞けずにいます。
H君は今でもたまに集まって飲みに行ったりします。
私が気を許してしまう、数少ない友人です。
たまに許しすぎてしまって怒られることも多々ありますが…(笑)。
頑張って直すので、まだ仲良くしてくださいお願いします…。
こんな私でも仲良くなりたいって人はTwitterもやってますのでいつでも連絡してくださいね。
では、また!