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貞操危機!

私が彼に出会ったのは、大学生の時だった。
私はそれまで彼を知っていたが、触れたことがなかった。
彼は有名だった。
だれしもが彼を愛していた。
私も彼を愛したかった。

`インターネット`の話である。

それまで、パソコンは年に数度使ってはいたが実際に``触れた``のはやはり18を超えてからだった。

スマートフォン(スマホ)という物体の影響である。

今でさえ当たり前になっているスマホ。
普及し始めたのは私が高校1年生の時。

高校デビューした年のことだ(どうでもいい話←)。

この時期、ネットを牛耳っていたのは「mixi」だった。
私はいまだにこのサイト?の使い方を知らない…。

開かない携帯電話。
自由にネット検索ができる。

当時の私にとってあこがれの一品だった。

だが、親の承諾を得れずに高校3年間が過ぎた…。

そして、大学生となり始めて``スマートフォン``。
SNSにのめり込んだのは同時期だ。
LINE、Twitter、Facebookは皆さんご存じだろう。
もちろん私もやってはいたが、一番のめり込んだのは「ツイキャス」というSNSアプリだった。

動画、声を通して知らない人と仲良くなれるこのアプリは若い世代に流行っていた。
連携アプリのTwitterでは

「ネットで出会って付き合いましたハート!」

「あいつまじきもい別れるわさよならネットの王子」

なんて、今まで流れてこないようなツイートが流れてくるようになった。
ネットにのめり込んだ末路は、その人を電子世界に閉じ込めてしまう(まるで某アニメのよう…)。

良くも悪くも、ネットの悪い部分が大きく露見した因だったように思う。
私も、閉じ込められた一人だった。

朝方までネっ友と話し、学校の行き帰りもずっとスマホだった。

そこから抜け出すのには時間がかかった。

両親に怒られ、それでもやめず、しまいにはネッ友と会ってしまった。幸い、いい人たちでよかったけれど、一歩間違えれば、貞操も危なかった(結局一年後にネット徘徊メンヘラに喰われるのだけども…)。

最終的に、スマホに制限をかけられて距離をとったおかげで現実に戻ってこれた。
両親様様である。

私はネットとの出会いについて、これだけは伝えたい。

気づいた時にはもう遅い。

特に貞操を守っている方々。要注意(あくまで個人的意見)。
真面目に言うと、リアルをあきらめたり、元気がない人こそこのネット世界に嵌る。

だから頭に入れておいて欲しい。

ネットを通しても、自分は自分。
変わらないのだ。

と。

私のインターネットとの出会いは、間違いだらけだった。
ネットでは、自分を強く持つこと。
それが現実よりも求められることを知った。

#はじめてのインターネット

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