「ついていない」は「ついている」
私は「ついていない」。
まず、私はよく転ぶ。
なぜか。
私もわからない。
私が外に出ると、雨が降ってくる。
私が室内にいるときは、止む。
こんなことがしばしばある。
カード付きのウエハースのお菓子がある。
アニメのキャラカードがランダムで入っているやつだ。
最近、私は『SSSS.GRIDMAN』というアニメに嵌っていて(興味ある人は調べてみてね)、そのカード付きお菓子を10枚買った。
5枚は私が選び、残り5枚は彼女が選んだ。
全26種類で、貴重なゴールドカードが3種類ある。
私が欲しかったのは「立花」というキャラカードとゴールドカード。
だが、私が引いた5枚は全部サブキャラカード。
一方、彼女は2枚ゴールドと私の好きなキャラカード3枚だった。
これだけだと、私が「ついていない」というより彼女が「ついている」だけの話なのだが。
話はこれだけにとどまらない。
先日、祖父の誕生日祝いに中華料理屋に行った。
「好きなものを頼んでいいよ」
と言われたので、『エビと卵の炒め物』を注文。
店員も、確認していったので間違いはなかったと思う。
*写真はイメージです。
暫く時間が経って運ばれてきたのが『エビとトマトの炒め物』だった。
*写真はイメージです。
たまご→トマト
の間違いね。まぁ、こっちに非があったのかもしれない。
そこで、
「これじゃなくて、エビと卵のほう頼んだ」
という趣旨を店員に伝えた。
また暫くして、運ばれてきたもの。
それは、カニ玉ならぬ『エビ玉』だった。
要は、中華風エビオムレツ。
*写真はイメージです。
しかも、『エビ玉』なんてメニューにない。
わざわざ、作ってくれたみたいだった。
結局、さすがにその親切心を無碍にはできないので私は『エビ玉』を食べた。
美味しかった。
納得はいかなかったけれど…。
そのほかにも、居酒屋でエイヒレを頼んだのに一生来なかったり(その唯一私が注文した)、某コンビニで買った卵蒸しパンに卵の殻が入っていたり、肉まん買ったら冷凍のまんまだったり。
小学校の給食で卵スープが出た時、私の器に入って混じっていたのは「しぼんだ黄色い風船」だった(これはいじめの説もあるw)。
中学の給食では、米に殻付きの「稲」が混ざっていたりもした。
(意外と給食ってそんなもの?ほかに体験した人、いたらコメントして…。)
ここまでは食べ物。
あとは、好きなバンド等のライブに初めて行くとかなりの確率で誰かが脱退する。
Little Glee Monsterの痲珠。パスピエのドラム、やおたくや。
小さなことばかりだけれど、私はついていない。
けれど、私は思うのだ。
例えば、芸人(それこそダウンタウンさんのような大物)であれば、これは全て「ついている」と考えるだろうな、と。
笑いのネタが1つ増えた、くらいの感覚だ。
たぶん、その点でいえば私は「もっている」。
私は、これらを不幸だと思ったことはない。
何か、「ついていない」ことが起こるたび笑い飛ばしてきたし、友人もそれを期待してた。
「ついていない」出来事を悲観するではなく、自分の才能だと受け入れる。
もし、最近「ついていないな」と感じている方がいたらそれも自分の才能だ、ステータスだと捉えなおしてみると、案外気分が楽になる。
「ついていない」は別の意味で、
「ついている」のだ。
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やーけんNo、4