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青山スタンダードのややこしい教養コアを勝手に解説してみた


青山学院大学に入学したみなさん、ご入学おめでとうございます。

それ以外の方も、投稿を開いてくださって、ありがとうございます。

こんにちは。 やべっちです!



今回は、青山学院大学の1年生が、

履修を組む時に1番苦戦するであろう部分の解説に挑戦してみようと思います。


テーマはズバリ、

青山スタンダードの教養コア科目ってなんなんだ?


新入生の科目を勝手に解説するシリーズ第3弾です。

おそらく履修を組むときの山場ですが、これを理解できればバッチリ青学ライフをスタートできます。キャンパス行けないけど。



早速解説したいのですが、その前に。

こちら前回投稿した note!


調子に乗って「情報スキルⅠ」を特集した note を公開したところ、

Twitter のフォロワーがその日に 25 人以上増えました。ひぇぇびっくり。


これもまた、みなさんのリツイートやいいねのおかげです。

ありがとうございます。今回も拡散お願いします



では、本題に入ります。

『青山スタンダード』とはなにか

むずかしいですよね。なんじゃこりゃ。

僕も、説明聞いてもなんにも理解できなかった記憶があります。



そもそも、青山スタンダードとは、

青学生に、自分の学部学科の専門知識に限らない色々な知識(教養)を持たせたい!

という大学の熱い思いのもとに設置されている、

分野が色々に分かれている一般教養科目のことです。 熱い思いかは知らんけど


他の大学でも、オープン科目とか色々な呼び名があるみたいです。

青山学院大学では、青スタと呼ばれています。

※自分の興味に合う科目を選べばいいので、自分の学部の内容と全然違う内容の科目・リンクする科目どちらを選んでもOK


ちなみに、僕が受けていた青スタの先生の話によると、

一般教養科目を設置する取り組みを全国の大学の中で最初に始めたのが、実は青山学院大学で、他の大学はそれにならった

とのこと。たしかそう言ってた気がします。たぶん。

だとしたらすごい。パイオニアじゃん。



今回は、そんな青山スタンダードの表の中から、教養コア科目について説明します。

授業要覧の中の、青山スタンダード科目の履修方法のページの表(青スタの必要単位数が書いてある表)を見ながら これ を読むと2倍わかりますよ。きっと。

これ。実は学部学科によっても必要単位数が違うので注意



さて、いきなりですが、表を見ると気づきます。

教養コアって2カ所に書いてあるやん

なんだと?!これは困りましたね。


残念なことに、教養コアは、青スタの表の1番と4番の2カ所に書いてありますね。ややこしいですね。

でも、1つはすぐに解決します。


1番の教養コアを見てください。その横に「キリスト教理解関連科目」とありますね。

そうです、1番の教養コアは、キリスト教概論Ⅰのことだったのです。


ん?!キリスト教概論といえば・・・?

初投稿した記事です。

こちらの記事に、正直にまとめてあります。

もし読んでいない方はどうぞ。今回は宣伝が多いな



では、問題の4番の教養コアです。

4番の教養コアは、ややこしいですね。


なんと、分野が4つに分かれているではありませんか。

①人間理解 ②社会理解 ③自然理解 ④歴史理解 の4つですね。


しかも、これ以降、個別科目だとか、総合科目だとか、テーマ別科目だとか、

色々説明見てなんだかごちゃごちゃしたかもしれません。


なのでまとめてみました。

★履修を組むときに気をつけるべきポイント3つ!

簡潔ですね。すばらしい。(自画自賛)


履修を組むときに、まず気をつけるべきポイントは、

その1; 大学を卒業するまでに、①~④の4つの分野の科目をそれぞれ1つずつ単位を取ってくる必要がある


そして、

その2; ①~④のうち、少なくとも2つの分野は、「教養コア科目」でなければならない 


最後に、

その3; ①~④のうち、その2で選ばなかった分野は、「テーマ別科目」を選ぶことができる

この3つの条件に当てはまるように、履修を組んでください。


例えば、

・②社会理解④歴史理解(2分野) が教養コア科目で、①人間理解③自然理解 がテーマ別科目 はOK

・①②④(3分野) が教養コア科目 で、③ がテーマ別科目 はOK

・①②③④(4分野全て) が教養コア科目 はOK

だけど、

・①(1分野) が教養コア科目で、②③④(3分野) がテーマ別科目 はNG

といった具合です。伝わったかな。


ちなみに、きちんと条件その1、その2、その3を満たして①~④の単位を取ると、

あなたはもれなく青スタの表の4番の『教養コア』と、5番の『領域指定』が埋まります。めでたしめでたし。どんどはれです。



ここまでくると、ある疑問が浮かびます。

★1年生のうちにどのくらい取ればいいの?

やっぱり気になるところですね。


質問箱でも、

教養コアは1年前期で4分野全部取るべきですか?

と送ってくれた方もいました。


答えます。ズバリ、

1年生は、教養コアを2つ以上取るべし。


青スタには、

教養コア科目(個別科目、総合科目)とテーマ別科目などがありますが、

1年生は、教養コア科目(個別科目・総合科目)の授業しか取れません。


なので、教養コア科目を2つ以上の分野で単位を取っておけば、

2年生になった時に、残った分野はテーマ別科目からも選べるようになります。2年生になって選択肢が増えるのは嬉しいですね。


ここで気になるのが、

個別科目・総合科目・テーマ別科目の違い

ですね。


個別科目は、1人の先生が15回全ての授業を担当します。先生が替わらない分高校の授業に近いですが、自分に合わない先生を引き当てると地獄です。

総合科目は、3人の先生が少しずつ(多分4回ずつ)授業を担当します。個別科目と比べると、1つのテーマについて様々な視点から学ぶ科目が多いです。結果的に、浅く広くなる傾向があります。

テーマ別科目は、1人の先生が授業を担当します。個別科目に似ていますが、どの授業を選ぶかによってテーマはより様々になります。

例えば、同じ④自然理解の中でも、科学や宇宙について学ぶ人もいれば、野鳥について学ぶ子までいます。


個別科目や総合科目も、担当の先生によって内容は大きく違うのですが(シラバス要チェック)、

テーマ別科目の方が、選択肢が色々ある中から選べます。


ですから、

選ぶのが面倒な場合は、全部教養コア(個別や総合科目)から選ぶのもありだと思いますし、

それとは逆に、

特別受けたい科目があるならば、それをテーマ別科目に温存してそれ以外を教養コア科目で取るのもありです。

ちなみに、僕は後者でした。音楽の授業がどうしても取りたかったので、①人間理解を教養コアでは取りませんでした。


みなさんは、どの分野を教養コアで取るか決まってきましたか?

少しでもわかってもらえていたら嬉しいです。


ここで最後に、頭の隅に置いておいてほしいことがあります。それは、「抽選」です。


2019年度までは、授業の教室の人数などの関係から、教養コアには人数制限があって、抽選が行われていました

抽選がある場合は、落ちる分も見越して、より多くの科目に履修希望の申請を出す必要がでてきます。


もちろん青学生からは、「取りたい科目が抽選に落ちたせいで履修できない」など、不満の声もありました。


オンライン授業になって、この科目の抽選制度がどう変わるのかは、とても注目しています。抽選、なくなったらいいなぁ。

今後の大学側の対応に、注目です。



おわりに

今回は、新入生がおそらく1番混乱しやすい、

青山スタンダード科目の教養コア について取り上げました。

ややこしいところですが、伝わったでしょうか?


これを読んでくれた1人1人が、無事に履修を組めることを応援しています

ですので、この note 投稿とツイートにいいねを押しましょう

きっと、青スタの抽選に受かります。

リツイートも大歓迎です


深夜に書いたのでいつもより自由に書きすぎた気がします。

ここまで読んでくださってありがとうございました。


質問などあればコメントや DM などにどうぞ。



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