マイジェネレーション

週末の余韻があまりに気持ちよくて未だレコードも聴けずギターも持てず。あんなに凄い音楽を見てしまった。それでも、いやだからこそ、音楽をつくって歌いたい。僕は90年代の日本のロックが好きだ。僕はその頃に産まれて思春期にようやくそれに触れた。この世代の音楽で時代を創っちゃおうよ。
日本のロックンローラーは50代、90年代の美しい日本語使うバンドも30後半〜40代。僕のヒーロー達はもう中年。
僕のリアルタイムのスターは30代前半、素晴らしい音楽をやる人がたくさんいる。小さいライブハウスでやってる。素晴らしい人たちが、売れてない。
平成生まれも30代に足を踏み入れて、もう若手なんかじゃない。同世代でリスペクトできる人が僕には少ない。同世代でかっこいいことをして有名になった人もやっぱり少ないと思う。僕が知らないだけっていうのはいちばんあるだろうな。出会ってないんだ。何人ものおもしろいやつがどこかで静かに燃えてるに違いない。ヒーロー達が先に死んで日本の音楽やロックフェスがつまらなくなったらさみしいよ。僕らがやるしかないじゃんか。スターになって下の世代も巻き込んで、かっこよくて楽しいことをたくさんしようぜ。僕らはたくさん伝説を知ってるんだから。
好みは色々だけどあんまりかっこよくない音楽が人気あるとちくしょうって思うじゃん。ねえ、僕の友たちよ。未来の友よ。商業音楽がつまらないんだ。音楽が商業なのがだめなんじゃないよ。かっこいいこと素晴らしいことをやってやってやりまくってやろうぜ。それで有名になってせっせと働かなくてもいいぐらいお金をもらおう。たくさんの人と夢を見て心底楽しい時間と場所を作ってさ。そういうこと、きっと僕らにできるから。それが仕事だ。それを仕事にしよう。

あまりつべこべ言わず、せまい部屋で石を磨こう。ライブハウスで楽しいことしよう。話はそれからだ。まずは半径5メートル、そんで直径何億キロまで。

そんなことをツイッターに書いて(少し加筆した)、ギターを持ったはいいが、まだ曲が生まれる感じではなかった。でも、こういう音でこういうことをっていうイメージのストックがいくつも増えてる。やったことないようなものもつくれそう。

ライジングサンに行ったのは2015年以来だった。大きなフェスで大きな感情が湧いた。なんでもできそうなんだ。マイジェネレーション。若者の出番だよ。


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