この世界で、継続ほど価値のあるものはない
「この世界で、継続ほど価値のあるものはない。」
アメリカの実業家 レイ・クロックの格言です。
どんな小さなことでも、継続することは、簡単ではないと感じております。
「続けるぞ!!」
と決意して始めたことも、
「今日はいいか。。。」
「明日、今日の分をやれば良いな。。。」
「最近、忙しいから。。。」
続けるのは、やると決めたことではなく、言い訳に変わってく感じでしょうか。
継続させる上で、重要なのは、「アリバイ工作」的な作業ではないかと考えております。
「やると決めたことをやりました。」
という既成事実を作っていくことで、習慣化していくような気がしております。
やると決めたことが、「やって当たり前」、「やらなきゃ気持ちが悪い」という感覚になってから、やることの内容を意識し始めるのではないでしょうか。
「やって当たり前」のことは、無意識のうちに継続できていると考えておりますが。。。
テレビ通販番組などを見ていても、「すぐに効果が出ます!!」というニュアンスで、宣伝をしている商品が少なくないような気がする。
「ビフォーアフター」により、どのように変化しているのかを表現したりしている。
間違いなく、変わるのだと思う。
それでも、間違いなく、即効性はないのだと思う。
それでも、即効性を求めて、商品を購入するのだと思う。
肉体的、精神的両方に負担がかからない方法で、様々なことを変えていきたいと思っている。
多分、世の中は、違うのだろう。
肉体的、精神的両方に「楽」な方法で、様々なことを「すぐに」変えたいのだろう。
そんなスタンスで、ものを見ていると、「面白い」と思えることが沢山ある。
企業のウェブサイトを見ていてもそう思う。
世の中の感覚に合わせて、内容をまとめているのだと思う。
「この商品を使うと、このようなメリットがあります。」
実際に使用しているユーザの感想を載せて、メリットを強調したりしている。
実際に使用しているユーザの環境と自分の環境が、全く同じであることはあり得ない。
それでも、「他が使ってメリットがあるのであれば。。。」という軽い気持ちなのだろうか、即効性を求めて購入するのかもしれない。
すぐに効果が出る商品で溢れているのであれば、世の中、困った人は皆無な筈。
しかし、そうではない。
皆、「ユーザの困りごとを解決するため」という大義名分により、経済活動を続けているのが、わかりやすい理由ではないだろうか。
「何をするにしても、続ける必要がある。」ことを謳う必要があるような気がしている。
特に健康関連の商品であれば、間違いなく「継続」が必須条件となる。
多分、効果が出たユーザの声は、「継続」した結果なのだと思う。
この名言により、「続ける」ことの難しさを、改めて実感させられた気がしている。