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containerlab + FRRoutingでMPLS2 step1


やりたいこと

前述の通り、それなりのノードがあるネットワークを作ってMPLS-TEをとかやってみたいと思っています。

今回のTopology

VRFはcust1とcust2の2つを作る。
上記topology & addressingで構成。

設定してみた

bgp configuration

ipv4とipv6のloopbackに対してipv4 vpn, ipv6 vpnでneighborを確立。
※underlayはospf+ospfv3
PEだけvrfの設定を追加。
※cust1はrd 10/rt 110、cust2はrd 11/rt 111とした

設定結果

pe1でcust1-ce2の経路確認

next-hopが39/144と37/144で見えている。
22.22.22.22/32あてのラベルが39, 37。
show bgp ipv4 vpnでcust1-ce2のloを見るとlabel: 144であることが分かる。
なんとなく問題なさそう。

疎通確認結果

cust1-ce1からcust1-ce2のloに対して疎通試験

画像の通り疎通できた。
同様にcust2でも設定を行い疎通試験を行い問題ないことを確認。結果は以下。

cust2-ce1からcust2-ce2のloに対して疎通試験

ipv4 vpnの経路確認結果

rd64512:10とrd64512:11でそれぞれ経路が見える

最後に

一旦6台のMPLSネットワーク越しにIPv4-L3VPN、IPv6-L3VPNを動かすことができた。今後はこのトポロジをもとにMPLS-TEを行いたいが、ドキュメントをいろいろ読んでもSR-MPLSを使ったTEが多いため、SR-MPLSの話にシフトするかも。
あと、その前にSRv6を使ったIPv4-L3VPN(End.DT4)、IPv6-L3VPN(End.DT6)の記事を備忘のために書くかも。
別の勉強をしなければならないので、更新が遅れる気もしますが、引き続き暇つぶし、啓発されるために流し見してもらえると幸いです。
良いお年を!



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